みなさんこんにちは!
今回はゲーム実況者をライバーと比較して解説していきます!
現在、eスポーツや巣篭もり需要の影響で、「ゲーム実況者」というゲームをリアルタイムでコメントしながらプレイするライブ配信スタイルの方々が増えてきました。
見ている側からすると、ただゲームをプレイしてライブ配信をしているだけのように見えますよね。
しかしゲーム実況は、実は通常のライブ配信とはかなりの別物なのです!
今回はその違いや特徴を、ゲーム実況に必要な機材やギアから徹底解剖していきます!
これからゲーム実況デビューを考えている方や、ゲーム実況に必要な環境を作ろうと考えている方には特に必見の内容になっているので、是非最後まで読んでみてください!
ゲーム実況とは?
そもそもゲーム実況とはどういうものなのでしょうか?
ゲーム実況とは、ライブ配信サービスを通じてゲームをプレイしながらそれにコメントしている様子を配信するというものです!
またゲームライバーやゲーム実況ライバー、ゲームストリーマーなど様々な呼び方がありますが、基本的には全て同じものです。
また細分化するとRTA(リアルタイムアタック)という現実時間でゲームをクリアする実況や、初見プレイ実況という事前知識なしでプレイし、その様子をリスナーに他のshんでもらうものなど様々です。
またゲーム実況者はゲームタイトルの数だけ種類がおり、得意・好きなゲームのジャンルによってその配信スタイルも様々です。
さらにコロナ禍の影響でライブ配信に時間を使う人が増えたためか、それに伴いゲーム実況を行うライバーも急増してきています。
ゲーム実況とライバーの違い
ライブ配信サービスを利用しているという点からゲーム実況者とライバーは同じものと考える方は多いと思います。
しかし厳密には少し違うのです。
というのも、まずライバーは顔を出して話すことをメインにライブ配信している方が多い傾向にあります。
一方、ゲーム実況は自分お顔を出して配信する方も多いですが、基本的には顔を出さずゲームのプレイ画面をメインに配信を行います。
そのため実況者自身はどちらかというと声がメインになります。
またライバーのライブ配信は座ったり寝転んだり、時には出かけていながら行うため一つの場所にとどまりません。
一方ゲーム実況者はゲームをプレイするために一つの場所にとどまり、多くの場合椅子に座って配信を行います。
さらにライブ配信用の機材とは別に、ゲームをプレイするために必要なギアを揃える必要もあります。
ゲーム実況ならではのトラブル・注意点
ゲーム実況をするとなると、通常のライブ配信とは違ったトラブルに巻き込まれる可能性が出てきます。
その一つが「著作権侵害」です。
というのも、ゲームというのはあくまでゲームを作っているメーカーが商品として販売している「創作物」です。
それを購入してプレイするまでは問題ありませんが、そのプレイの様子を無料、もしくはゲーム実況者のみにお金が入るようにネット上に公開してしまうと、著作権の侵害になってしまうケースがあります。
特にシナリオやストーリーのネタバレをしてしまうと、それ以降そのゲームを購入する人も減ってしまうため、ゲームメーカーとしてはかなりの痛手になってしまいます。
もちろん全てのゲームにゲーム実況による著作権侵害のリスクがあるわけではありませんが、仮に実況したいと考えているゲームがあるのであれば、あらかじめそのゲームタイトルのゲーム実況は可能かを調べておくのが確実でしょう。
しかし最近では、世の中のゲーム実況に対する姿勢もポジティブなってきており、専門家は「実況による宣伝効果は大きく、ジャンルや作品によっては、企業側と配信側の共存共栄が望まれている」とも述べています。
そのためこれからゲーム実況を行う上での著作権侵害の緩和も十分あり得るでしょう!
このようにゲーム実況者とライバーは厳密には様々な違いがあるのです。
ここからは、先ほど述べた「ゲームをプレイする上で揃える必要があるギア」というものを解説していきます!
ゲーミングギア
ここからはゲーム実況をする上で必要なギア(機材)を紹介していきます。
といっても、現在ゲーム実況の仕方は様々で、PCから配信できるのはもちろん、ゲーム機本体やスマホ・タブレットからも実況を行うことができるようになりました。
そのためPCほど専用の機材やギアがなくとも、簡単にゲーム実況をすることができます。
しかし、やはり機材をしっかりと揃えたPCでのゲーム実況は快適でとてもパワフルであり、その機能性は類を見ないほど高いため、入門でスマホなどからゲーム実況を始めるライバーも、最終的にはギアを揃えてPCで実況を行う人もかなり多いです。
これらのギアはゲームをプレイする際の煩わしさを解消し、快適にゲームを楽しめるものや、自分がプレイしている様子を鮮明に録画・録音するためのものです。
今回はそんなゲーム実況に一番特化していて、かつ主流であるPCでのゲーム実況に絞ってギアを紹介していきます!
またカメラやマイクなどの通常簿ライブ配信でも使われるものも割愛していきます。
それでは見ていきましょう!
ゲーム実況に必要なギア
ではゲーム実況をプロのストリーマーのように行うにはどんなギアが必要になってくるのでしょうか?
まずはそのギア一覧を見ていきましょう。
・モニター
・イヤホン/ヘッドホン
・マウス
・キーボード
・チェア
・キャプチャーボード
・キャプチャーソフト
大体ではありますが、PCを使ったゲーム実況はこれらの機材が必要となります。
それでは一つずつ見ていきましょう!
PC
PCでゲーム実況をするのですから、もちろんPCは必須となります。
読者の方もPCを持っている方は少なはないと思います。
ですが日常的な作業をするのと違って、ゲームをプレイしながら実況する様子を配信するのは、それなりのPCのスペック(性能)が必要となります。
しかし「どんなPCを選べば良いかわからない」と感じている人も多いのではないでしょうか?
実際PCメーカーは数え切れないほど存在しており、さらにそのメーカーが出しているPCの種類は星の数ほどあるため、特に最初の一台を自分で買うのはハードルが高いですよね。
そこでおすすめするのは「ゲーミングPC」を選ぶことです。
このゲーミングPCはゲームをプレイすることに特化しているため、通常のPCではハードルの高いPCゲームを快適にプレイすることができます!
またそのゲーミングPCの中でも、CPU(PCの脳みそ・司令塔)と、GPU(グラフィックボード。ディスプレイに映像を映すための部品)に着目して選ぶことで、PCゲームをストレスなく綺麗な画質で楽しむことができます!
その中でも、価格帯が15〜20万円くらいのものを選べば、画質を落としたり作品を選ばずともプレイしながら実況・配信が叶うはずです。
またデスクトップPCであれば、万が一スペックに物足りなさを感じたり、部品が壊れても、新しいパーツを購入して付け替える・加えることですぐに対応することができます!
慣れてきた際は自分好みにカスタマイズできるのも嬉しいですね!
モニター
お次はモニターです!
ゲーミングモニターとは、その名の通りゲームをプレイすることに長けたモニター(画面)のことです。
一般的なPCやテレビ画面との違いは、「遅延の少なさ」と「解像度・動きの滑らかさ」にあります。
ゲームというのは背景やキャラクターの動きが目まぐるしく変化し、動き回ります。
通常のモニターではその動きを捉え切れず、結果としてブレブレに見えてしまったり、カクついて見えてしまいます。
一方ゲーミングモニターならその激しい画面内情報の変化に柔軟かつ素早く対応できるため、滑らかで残像のないプレイ画面を表示できます。
またゲーミングモニターの多くはスリムかつ軽量で、サイズも様々なものがあります。
そのため複数台導入して、ゲームのプレイ画面と録画・配信の制御画面の二つに分けることでより快適にゲームをプレイしながら実況を行うことができます!
イヤホン・ヘッドホン
ゲーム実況を行っているライバーを見ると、多くの方がイヤホンやヘッドホンをしてプレイしていますよね。
これには様々な理由があります!
一つはスピーカーから音の出力をしてしまうと、マイクがその音を拾ってしまうためです。
マイクがゲーム音を必要以上に拾ってしまうと、リスナーに自分の声が聞こえにくくなってしまい、ゲームを実況している意味がなくなってしまいます。
また音割れやハウリングの原因にもなってしまいます。
もう一つは、ゲーム内の音をしっかりと聞くためです。
FPSなどのゲームは特に銃声や足音などの環境音が勝敗につながることがよくあります。
比べてみるとわかるのですが、スピーカーでは小さい音や聞こえにくい音は、出力された際に分散して左rに聞こえにくくなってしまいます。
しかしイヤホンやヘッドホンを通して聞くことで、スピーカーでは判別できないわかりにくい音を鮮明に聞くことができるので、ゲーム内のプレイの快適さにも直結してきます!
またイヤホンやヘッドホンはゲーム用のものを選べばマイクがついていることがほとんどなので、別途マイクを買う余裕がない方でもすぐに自分の声を実況にのせることができます!
マウス
ゲーム実況をする上で、やはりマウスにこだわる方もかなり多いです。
というのも、マウスにもゲームプレイに特化した「ゲーミングマウス」というものがあります。
具体的にはゲームをプレイする上での機能性や操作性に特化したマウスのことを指します。
ゲーミングマウスは通常のマウスと比較して、「独自のキー配置」「ゲーム操作に特化したデザイン」「操作を素早く認識する高感度センサー」の3つの特徴があります。
キー配置としては、一般的なマウスの右クリック、左クリック、スクロールの3つのキーに加え、様々なキーが指の配置に沿って複数配置されています!
これらのキーに好みの操作やキーボードのキーを割り振ることで、通常では高速入力が現実的ではないキーや入力でも、いつでも簡単に呼び出すことができます!
またデザインとしても、一般的な両手兼用のものと違い、利き手専用にカスタマイズされた形になっています。
そのため握った時に手に馴染みやすく、操作がしやすいのはもちろん、長時間の仕様でも疲れにくくなっています!
またキーの押した感触や、重心・重さをカスタムできるモデルもあります。
ゲームに合わせたカスタマイズや、長時間使う上で疲れにくくすることもできてしまいます!
そしてゲーミングマウスは精密かつ高速な動きに対応できるよう、高い感度を持ったセンサーが搭載されています。
そのため瞬発的なフリックや、細かな動きにも性格に対応してくれる優れものです!
キーボード
マウス同様、キーボードも使用頻度の高い機材であるがために、こだわる実況者も多いです。
キーボードにもゲームプレイに特化した「ゲーミングキーボード」というものがあります。
PCゲームにおいて、キーボードはプレイヤーの手足同然の役割を果たします。
キャラクターの操作や、コマンドの入力が大切となるPCゲームにおいて、キーボードのスペックはかなり重要となってきます。
ゲーミングキーボードはその特徴としては、「疲れにくい」「ロールオーバーができる」「マクロに対応している」という3つが挙げられます。
まず疲れにくさとしては、そのキーの「軸」が関係しています。
ゲーミングキーボードには「メカニカル」というキーの軸が使われており、通常のキーボードのものとは違い、押した感触や強度をカスタマイズできるようになっています!
そのため軽く押しただけでも反応するようにしたり、荷重を少なくしたりすることで、より楽に高速でキーをを入力すろことが可能です。
またゲーミングキーボードは、ロールオーバーできるキーの数が多いです。
ロールオーバーとは、キーを複数個同時に押した時、いくつまで認識できるかを表す指標のことです。
例を挙げると、「5キーロールオーバー」だったら5個のキーまでならどの順番に同時押ししても、押した順番通りに認識するということになります。
そしてゲーミングキーボードは、ゲーミングマウスと同様に「マクロ」にも対応しています。
マクロとは、他のキーやキーの同時押し・連続入力を一つのキーに振り当てることができる機能です。
この機能は、例えばプレイしている時に押しにくいキーや、入力が複雑で面倒なものを押しやすいコマンドをキーに振り当てて、すぐに呼び出せるものです。
これらの機能や快適性は、一般的なキーボードにはないものです!
チェア
そしてチェアや座椅子もゲーミングのものがあり、ゲームプレイをより快適にしてくれます。
ゲーミングチェアとは、ゲームを長時間プレイすることを想定され設計されている椅子です。
具体的には人間工学を基に、人の背骨の曲がりや、関節などが一番リラックスできる状態をキープできるよう設計されており、長時間の着席でもストレスなく座ることができます!
また、オフィスチェアなどの完成されたものとして販売されている椅子と違い、ゲーミングチェアはランバーサポート(尾骶骨部分をさあせるサポーター)などの様々なパーツを後付けで足したり、変更することができます!
そのため自分の体格が変わったり、姿勢に会わなくなってもすぐにカスタムして対応することができます。
つまり「カスタマイズでいつでも、自分の身体にシンデレラフィットする」のがゲーミングチェアの最大の強みです。
長時間座ってゲームプレイを配信する実況者にはもってこいですね!
ここまではゲームをより快適にプレイするためのギアを紹介してきました。
しかしそれだけではただのゲーマー止まりになってしまいます。
ゲーム実況を配信する上で必要なのは、その画面を配信にのせることです!
そこで、ここからはゲームのプレイ画面を録画し、ライブ配信サービスで配信するための機材を紹介していきます!
キャプチャーボード
キャプチャーボードとは、ゲーム機のプレイ画面をPCに移すことで、録画を可能にする機材です。
キャプチャーボードを導入することで、この後紹介する録画ソフトソフトのみでは不可能なSwitch, PlayStationなどのコンソールゲーム機の画面をPCに出力することができます!
また録画したゲーム画面に、その時の自分の音声も入力することができます!
そのためキャプチャーボード一つで、据置のゲーム機を自分の声とともにPCにうつすことができます!
またPlayStationやXbox, Switchはもちろん、ファミコンなどのレトロゲームにも対応しているため、据え置きのゲームを中心にゲーム実況をしていきたい方には必需品となります!
また価格帯も1万円から2万円ほどと、少し高価にはなっていますが、買う価値は大いにあります!
キャプチャーソフト
キャプチャーソフトは、キャプチャーボードと基本的には一緒で、ゲームの画面を録画できるソフトになっています。
このソフトはキャプチャーボードと同梱されているものですが、もちろんこれ単品でも導入可能です。
キャプチャーボード同様、ゲーム画面を録画しながら、マイクがあれば自分の音声も乗せることができます!
またキャプチャーソフトはPC専用のソフトです。
そのためPCゲームの録画にのみ対応しているため、キャプチャーボードのようにコンソールゲームの録画はできません。
しかしSteamで提供されているPCゲームなどを中心に配信を感気ている方は、このキャプチャーソフトのみで問題ありません!
また価格も無料のものから数千円程度で購入することができるため、キャプチャーボードより導入のハードルは低くなっています!
ゲーム実況の特徴 まとめ
今回はゲーム実況と通常のライブ配信の違いを紹介してきました。
ゲーム実況はゲームプレイと、それに対する自分のリアルタイムなコメントがキモとなります。
そのため、ゲーム実況にはゲームを快適にするためのギアと、ゲームのプレイ画面をライブ配信ソフトに出力する機材・ソフトが必要不可欠となってきます。
これらのギアは高価なものも多いですが、高コスパ商品や値下げ商品などがたくさんあるので、ものを選べば誰でも簡単にゲーム実況を始めることができます!
ぜひ本記事を参考に、快適なゲーム実況を始めてみてください!