みなさん、こんにちは!
麻雀を打ち始めて、
という方は多いはずです。特に困るのが、相手の捨て牌に現物(相手の河にある牌)が自分の手の中に1枚もない絶体絶命の瞬間。
「お願い、通って!」と心の中で祈りながら、適当な牌を投げていませんか?
しかし、これは間違っています。実際には、麻雀の守備は『祈り』ではなく『計算』であるのです。
現物がない状態は、決して「詰み」ではありません。むしろ、卓上のヒントからパズルを解くように安全な牌を導き出す、知的なゲームの始まりです。この記事では、中級者の皆さんが「なんとなく」の守備を卒業し、スジやノーチャンス(壁)、そしてワンチャンスという武器を使って安牌を自給自足し、放銃率を劇的に下げるためのリーチ対策を伝授します。
読み終える頃には、あなたは相手のリーチを「ただ怖いもの」ではなく、「情報満載のクイズ」として楽しめるようになっているはずです。

この記事では、
● プロも活用する守備の基本を完全網羅!
● 4枚見えの「壁」を瞬時に見つける、実戦的な探し方のテクニックを公開!
● 安全度の優先順位を知ることで、粘り強く勝てる雀士へ!
について徹底解説します!
1. 「現物がない!何を捨てればいい?」中級者が陥る守備の限界
中級者の多くが抱えるストレスの正体は、「安牌の在庫切れ」への恐怖です。
① 「現物信仰」の落とし穴
相手が捨てた牌(現物)は100%安全です。しかし、現物だけに頼っていると、以下の限界がすぐに訪れます。
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自分の手が勝負手なのに、現物を切るために手をバラバラにしてしまう。
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3〜4巡もすれば現物が尽き、そこから先は「運任せ」の放銃ゲームになってしまう。

② 「スジ」への漠然とした不安
「スジは比較的安全」という知識はあっても、その根拠が曖昧だと自信を持って切れません。あるいは、逆に「スジを過信しすぎて」手痛い放銃を喫し、「やっぱり守備理論なんて信用できない!」とリーチ対策自体を諦めてしまうケースも少なくありません。
③ 自分の手牌しか見ていない
相手がリーチをした際、多くの人は「自分の手牌の中に何が通るか」を必死に探します。しかし、本当の答えは「卓全体(河や自分の目から見えている牌の数)」に隠されています。この「外部情報」を活用できないことが、パニックを引き起こす原因なのです。
2. 「スジ」と「ノーチャンス」のパズルを解く!論理的守備への3ステップ
現物がない時にどうやって安牌を見つけるのか。その論理的思考の核心である「スジ」と「ノーチャンス(壁)」、そして「ワンチャンス」について解説します。
■ 武器その1:なぜ「スジ」は安全なのか?(フリテンの法則)
スジとは、1-4-7、2-5-8、3-6-9という3つ飛ばしのセットのことです。
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理屈: 相手が「4」を捨てている場合、もし相手が「2・3」と持っていて「1-4」の両面待ちだったとしたら、すでに「4」を捨てているのでフリテン(アガれない状態)になります。
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安全性: リーチをする人は、一番アガりやすい「両面待ち」でリーチをしたいものです。つまり、「両面待ちで当たることがない牌(スジ)」は、他の牌に比べて格段に安全度が上がります。
【スジの信頼度ランキング】
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「4」が捨てられている時の「1」: 1-4両面を否定。非常に安全。
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「1」と「7」の両方が捨てられている時の「4」: いわゆる「中スジ」。信頼度は最強クラスです。
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片スジ(「4」が捨てられている時の「7」): 7は「8-9」という端っこの待ち(ペンチャン)には当たる可能性があるため、注意が必要です。
■ 武器その2:最強の盾「ノーチャンス(壁)」の探し方
スジよりもさらに強力で、プロが最も頼りにするのがノーチャンスという理論です。
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仕組み: 同じ種類の数牌は世界に4枚しかありません。もし、自分の目(手牌+河)から「8」が4枚すべて見えていたら?
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論理的結論: 相手は「7・8」という形で持っていることは物理的に不可能です。つまり、相手が「6・7」と持って「5-8待ち」でリーチしている可能性がゼロになります。
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使い道: 現物がなくても、8が4枚見えていれば、その外側の「9」は両面待ちに当たらないため、非常に通りやすくなります。

■ 武器その3:次点の守り「ワンチャンス」
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仕組み: 特定の牌が「3枚」見えている状態です。
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考え方: 相手が残り1枚の牌を使って両面待ちを作っている確率は低いです。ノーチャンスほどの絶対性はありませんが、何の手がかりもない牌を切るよりは遥かにマシな選択肢となります。
3. Mリーグの神回避に学ぶ!トッププロのリーチ対策と守備
言葉だけではイメージしにくいという方は、ぜひMリーグの公式切り抜き動画をチェックしてみてください。
特に、EX風林火山の勝又健志選手(軍師)や、KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手の守備は必見です。彼らは現物がない時でも、瞬時に卓内の「枚数」を数え、ノーチャンスやワンチャンスを組み合わせて、まるで当たり牌が見えているかのように回避します。
おすすめの学び方: [Mリーグ公式YouTubeチャンネル]などのハイライトで、「安牌がなくなった瞬間に何を捨てているか」に注目してください。プロが切る「スジ」や「壁」の判断速度に驚くはずです。
4. 放銃が減り、粘りが増す!安牌の「自給自足」が生む変化
この守備理論を身につけると、あなたのスタイルは劇的に進化します。
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ストレスからの解放: 現物がない状態になっても「さて、パズルを解くか」と冷静になれます。

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「攻めながら守る」ができる: 現物がないからと手を壊すのではなく、「ノーチャンスの8なら通る。これを通せばテンパイが維持できる!」という粘りの根拠になります。
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平均順位の向上: 放銃率を下げることは、トップを獲るのと同じ、あるいはそれ以上に順位への貢献度が高いです。
5. 「守備を知ることで、攻撃も強くなった」
実際に、感覚的な麻雀を卒業して論理的な守備を取り入れた中級者の方々の感想です。
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「3枚見えや4枚見えを数える癖がつきました」(30代・男性) 「以前は現物がないと端っこの牌をテキトーに切って振っていましたが、ノーチャンスを意識するようになってから、放銃率が明らかに下がりました。相手のリーチ中に安牌を見つけるのが楽しいです。」
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「粘って逆転アガリができるようになりました」(40代・女性) 「スジを信じて1枚押す勇気が持てるようになり、そのまま押し切って満貫をアガれた時の快感は忘れられません。」
6. 【まとめ】知識は最大の盾。パズルを解くように「最強の守備」を楽しもう
いかがでしたか? 麻雀の守備は、決して「運」や「お祈り」ではありません。
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現物がない時は、まず「4枚見え(ノーチャンス)」を探す。
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次に「両面待ちを否定する(スジ)」を検討する。
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それでもダメなら「3枚見え(ワンチャンス)」を頼りにする。
この優先順位を自分の中に持つだけで、あなたの守備力は上級者の域に足を踏み入れます。
さらに深く学びたい方へ: 守るべきか攻めるべきかの基準については、こちらの記事[押し引きの教科書]も併せて読むと、より負けない雀士になれます!
知識という盾を持てば、あなたはもう、リーチを恐れる必要はありません。冷静な一打で相手の当たり牌を封じ込め、勝利へと一歩近づきましょう!















