様々なライブ配信サービスが人気を集める中、配信のジャンルやライバーの個性も幅広くなっていますよね。
そのなかでも、いま特に人気を集めているのが『Vライバー』。
個性あふれるアニメーションイラストが、実際の人間の動きに合わせて動くという新感覚のライブ配信です。
見ていても面白いものなのですが、「自分でもやってみたい!」という方も最近増えています。
この記事では、
本格的な機材を用いてVライバーになる方法
手軽にスマホだけでVライバーになる方法
を紹介していきます!
本格的にVtuberになりたい人向け、必要な機材!
本格的にVtuberになりたい人は、それなりに本格的な機材が必要になります。
方法はいくつかあるのですが、こちらではPC+webカメラという機材の組み合わせで紹介していきます。
PCにwebカメラを繋げて自分の顔の表情や動きをトラッキング(追跡)させ、キャラクターの動きに反映させる、というやり方になります。
Vtuberに必要なPCは?
必ずしも高いPCを買う必要は無いのですが、動画の編集などはデータの容量が重くなることもあり、ある程度のスペックは必要になります。
スペックとPCの値段が必ずしも比例するとは限りませんが、だいたい10~15万円程度のPCだと考えるのが妥当です。
具体的にどの程度のものを買えばいいの?
PCを選ぶときには
・CPU
・メモリ
・GPU
という3つの判断基準をもとにするといいですよ!
CPU
CPUとは、PC作業の処理速度に関わってくるものになります。
処理速度が早ければ早いほど、スムーズに作業が行えることになります。
最低限の配信・ゲームができるラインとして求められるのが
- Intel Core i5
- Intel Core i7
です。
Core i5の中にも、世代によってスペックに差が出てきてしまうので、ちゃんと確認するようにしましょう。
メモリ
メモリは作業するのに必要なキャパのようなものですね。
こちらは数字が大きければ大きいほど、キャパが広いということになります。数字が小さいと、ひとつの作業にいっぱいいっぱいになってしまうんです。
最低限の数値としては「8GB」ですが、できれば「16GB」は欲しいところ。もし、ゲーム配信をしたいという方であれば、16GBの方が間違いなく良いでしょう。
GPU
GPUはグラフィックボードともいい、映像の精度に関わってきます。
配信される映像は出来れば高画質なものが良いと思うので、こちらの数値もPC選びの基準となると言えます。
ゲーム配信をする場合には、そのゲームの「推奨動作環境」などを確認するのがベストだと思います。
「よく分からないから、とりあえず安心なものが良い」という方であれば、『Geforce GTX1060以上』のものであれば間違いないです。
Geforce GTX1060以上であれば、配信をするうえで最低限の画質は保てますし、「動作推奨環境」として公式があげるものもほとんどはGeforce GTX1060以上のものになります。
- CPU…Intel Corei5以上のもの
- メモリ…8GB以上
- GPU…Geforce GTX1060以上
まとめると、こんな感じになります。
これらのポイントを掴んでおけば、あとは電気屋さんの店員さんに聞けば教えてくれると思いますよ。
ちなみに、ただ単に3DCGキャラクターでの動画が取りたい、という方であれば通常のノートパソコンでも大丈夫です。
ただ、本格的な配信やゲーム実況がしたい、という方であればある程度のスペックが必要になりますので、対応のPCを購入しましょう。
Vtuberに必要なwebカメラは?
webカメラとは、人の動きを読み取るのに必要な機材です。
PCは10万円以上するものが多いですが、こちらのカメラは2,000円程度でも購入可能です。
一般的に人気なのは『LOGICOOL』のものです。
同じメーカーの中にもスペックの違うものがあるのですが、もっとも基本的といえる「C270N HD」で十分だと思いますよ。
「もっと良い性能のものがいい!」という方は、「 C922N PRO STREAM」を試してみてください。こちらの方が解像度が高く、三脚にも対応しているので使い勝手も良いです。
webカメラでとらえた映像は、『FaceRig』というソフトを使ってキャラクターの動きに反映させます。
プラットフォームである『steam』でアカウントを作成してログイン(無料)し、『FaceRig』を購入してください。
【購入画面はこちら】
スマホひとつで『Vtuber』になる方法!
Vtuber需要が高まっている中で、スマホ一つで手軽にVtuberデビューできるツールが次々とリリースされています。
その中のいくつかのおすすめを紹介していきます!
Vtuber配信アプリ『トピア』
『トピア』は、Vtuber向けの配信アプリで、顔出しは一切ありません。
無料で使用できるアバターの種類が豊富で、顔のパーツの位置や大きさなどがかなり詳細に設定できるアプリです。
人の動きを認証する機能が非常に高性能なことでも有名で、「とにかく手軽にVtuberデビューしてみたい!」という方にはおすすめ。
インストール・基本的な利用が無料なところも嬉しいですね♪
配信の種類としては『カラオケ配信』がメインとなっており、JOYSOUNDと提携して多くの楽曲をアプリ内で歌うことができます。
公式サイトはこちら。
インストールはこちらから☟
Vtuber配信アプリ『REALITY』
『REALITY』も上記の『トピア』同様、Vtuberとして手軽に配信できるツールです。配信もアプリ内で完結します。
着せ替えも豊富で、季節のコーデや着ぐるみなどが選べるところもVtuberに興味がある人にとっては嬉しい要素。
アプリ内からライブ配信が可能なのですが、『REALITY』では最大4人までのコラボ配信もできるのが、他のアプリには無い魅力だといえます。
公式サイトはこちら。
アプリのインストールはこちらから☟
ミチコンPlus
ミチコンPlusは、全身の動きをリアルタイムで捉え、画面上のキャラクターに反映させることのできるアプリです。
動画ファイルの読み込みも可能なので、端末に保存された動画からキャラクターを動かすことができます!
残念ながらiOSにしか対応していないのですが、動画読み込みからキャラクターを動かす機能は推奨端末以外でも可能なようです
また、グリーンバック機能もあるので、背景を変えることも簡単にできてしまうのが嬉しいポイントです♪
公式サイトはこちらから。
アプリのインストールはこちらから☟
IRIAM(イリアム)
『IRIAM(イリアム)』は、株式会社IRIAMが提供する、Vtuber専用のライブ配信アプリです。
必要なのは1枚のイラストとスマホのみ。
自分が用意した完全オリジナルのイラストをAIが読み込み、アニメーション化することができるという最先端の技術を誇るアプリです。
オリジナルのイラストなので、他人とキャラ被りすることが少ないのが嬉しいポイント。自分だけの個性を活かすことが出来ます。
また、遅延によるタイムラグが少ないのも売りです。
従来のライブ配信アプリであれば、どうしてもデータが重くなってしまうのが常識でした。配信者の言葉が少し遅れて視聴者のもとに届く…というのはもはや当たり前のことで、諦めていた方も多いと思います。
しかし、『IRIAM』ではデータが軽量化されているため、遅延が起きにくいんです。
そのため、リアルタイムでのコミュニケーションが可能。まるで会って話しているかのようなリアルさを楽しむことができます!
アプリのダウンロードはこちらから☟
Vライバーになるために必要な機材 まとめ
いかがでしたでしょうか?
- スマホ一つでVtuberになれるアプリもある!
- 本格派ならPCとwebカメラを用意する!
- ゲーム配信などがしたい場合には、ある程度のPCのスペックが必要!
以上がこの記事のまとめになります。
もちろん本格的な機材を用意してVライバーを始めるのも良いですが、まずは簡単にできるスマホアプリなどで試してみるのも一つの方法です。
ぜひ、楽しいVライバーライフを送ってくださいね!