2022年にリリースされたばかりのライブ配信アプリ『Voice Pococha』。
既に日本では大手となっているライブ配信アプリ『Pococha』から派生したアプリで、「顔出しナシ・音声オンリー」というところが最も大きな特徴となっています。
そんなVoice Pocochaについて、使い方や注意点などを色々と解説してきましたが、今回紹介するのは「営利目的の利用」について。
結論から申し上げますと、Voice Pocochaでは一応、営利目的での利用はNGとなっています。
しかし一方で、姉妹アプリのPocochaを見ていると、100%すべてがNGかと言われるとグレーな部分も…。
こちらの記事では、「グレーな営利目的行為と、絶対にNGな営利目的行為」について解説していきます!
もちろん、「営利目的ゼロ」が一番クリーンではあるのは承知の上で読んでいただければと思います!
そもそもPocochaってどんなアプリ?
それではまず、Voice Pocochaについて知る前に、そもそもの『Pococha』とは何かを紹介しましょう。
『Pococha』は株式会社DeNAが運営するライブ配信アプリで、主に以下のような特徴があります。
『Pococha』は安全性の高いライブ配信アプリ!
『Pococha』の大きな強みの一つが「安全性の高さ」。
『Pococha』は株式会社DeNAによって運営されているアプリです。
株式会社DeNAはゲーム開発を主体としていますが、球団を抱えていたりするなど、非常に幅広く事業を行っている日本の会社です。「横浜DeNAベイスターズ」という名前を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
そんな大きな会社のため、アプリを安全に運営しようという意識も非常に高いです。
多くの人がアプリを安全に使うためのルールが徹底されているところがアプリとしての強みとなっています。
『Pococha』は基本的に無料で楽しめる!
他の多くのアプリもそうですが、『Pococha』も基本的には無料で楽しむことができます。
ライバーもリスナーも、初めにやることはアプリをダウンロードするだけ。
登録ができたら、あとは配信ボタンをタップして配信したり、気になるライバーを見つけて配信を見てみたり…。楽しみ方は人それぞれです。
毎日ログインで、無料でもらえるギフトなどもありますので、課金せずとも十分に楽しめると思いますよ!
『Pococha』は初心者でも稼ぎやすい収益システム!
『Pococha』は従来のライブ配信サービスとはすこし異なる収益体制をつくっています。
普通のアプリでは、リスナーからの投げ銭が収益となるのが基本ですが、『Pococha』では投げ銭機能はありません。
リスナーがお金を払って購入する「ギフト」は存在しますが、それが直接収益となるわけではないのです。
『Pococha』では、リスナーから投げてもらったギフトの他、「配信時間」「コメント数」「視聴者数」など、様々な観点からライブ配信の「盛り上がり度」を計算し、それをもとに収益を決めるというシステムを採用しています。
他のアプリのように投げ銭だけで収益がきまるシステムだと、まだファンの少ない初心者は収益を上げることができません。
しかし『Pococha』では、配信時間による収益がありますので、初心者でも収益を上げることができます。その結果、長く続けることが出来るようになり、ファンも増やせるようになるんです。
このように、『Pococha』では多くの人が続けやすいような環境を作ってくれています。
Voice Pocochaはどんなアプリ?Pocochaとの違いは?
それでは、そんな『Pococha』から派生した『Voie Pococha』とはどんなアプリなのでしょうか?また、Pocochaとの違いについても解説していきましょう!
Voice Pocochaは顔出しナシ・音声だけの配信!
Voice Pocochaは顔を出さず、声だけで配信をすることができます。ラジオのようなものですね。
Pocochaと違うのは「顔出し機能が一切ない」ところ。
Pocochaにもラジオ配信という音声のみの配信機能はありましたが、あくまでも機能の一部でした。
顔出しが基本のため、顔出しをせずラジオ配信ばかりするライバーさんはどうしても人気が出にくかったんです。
しかし、Voice Pocochaは顔出しすることがなく、全員が音声だけの配信。
なので、「ライブ配信をしたいけど顔をだしたくない」「Pocochaでラジオ配信だけでやっているけれど、リスナーが増えない…」という人たちにぴったりのアプリなんです!
Pocochaと同じく、配信も視聴も無料!
Voice Pocochaは、Pocochaと同じく配信も視聴も無料で楽しめます。
配信者にコメントを送るのももちろん無料。一般的なラジオは一方通行ですが、Voice Pocochaでは配信者との双方向なコミュニケーションが楽しめます。
また、応援したい配信者さんにギフトを送ることも可能。ギフトを送るにはアプリ内マネーが必要ですが、こちらのマネーも毎日のログインポイントで貯めることが出来ます。もちろん、課金して購入することも。
Pocochaと同じく、無料でも幅広く楽しむことができるのがVoice Pocochaなんです!
Voice Pocochaはこちらからダウンロード可能です!
残念ながらまだiOSのみの対応となっているため(2022年1月19日現在)、今後Android対応するのを期待しましょう!
Voice Pocochaを営利目的で利用してもいい?
冒頭でも申し上げた通り、運営側はVoice Pocochaを営利目的で使用することを禁止しています。
「配信を通して入手したダイヤを換金する」といったお金の稼ぎ方はもちろんOKですが、それ以外の営利行為は制限されています。
ここからは、特に注意喚起を促している「絶対にNGな行為」と、公式では特に触れていない「公式が黙認している行為」について分けて解説していきたい思います。
これはダメ!NGな営利行為
Voice Pocochaでは、「直接的な営利行為」全般を禁止しています。
「お金」や「人材」が直接やりとりされるものを禁止しており、具体的には以下のようなものです。
- 求人や求職
- 電子マネーのやり取り
- スマホ決済アプリ(PayPayなど)でのお金のやり取り
- 銀行の振込先を提示する
これらの行為は完全に禁止されています。
配信外・他SNSでのやりとりなどは大丈夫だとは思いますが、
配信中に「ここにお金を送ってほしい」「こういうお店で働いてみない?」などの発言・コメントがあった場合、それは禁止行為にあたります。
そうした営利目的での利用は控えましょう。
これはグレーゾーン?黙認されている営利行為
一方で、以下のような行為は「間接的」と捉えられているのか、黙認されています。
- アマゾン欲しいものリストのURLを貼る
- 自分の運営するショップのURLを貼る
こうした行為は、リスナー側に選ぶ余地を与えることや、現金を介さないやりとりであることが認められているのか何なのか…。
とにかく、黙認されています。
何か特定のものが欲しい時などにはアマゾンの欲しいものリストを活用してみるのが良いでしょう。
Voice Pocochaでの営利目的行為について まとめ
いかがでしたでしょうか?
- Voice Pocochaは顔出しナシ・音声オンリーのライブ配信アプリ!
- 株式会社DeNAが運営する、安心安全の国産アプリ!
- Voice Pocochaでは基本的に営利目的の利用は禁止されている!
- 求人・求職などの行為や、電子マネーの送金、スマホ決済アプリや口座振り込みを利用しての現金のやり取りは禁止!
- 欲しいものリストや自分の運営するショップのURLなどを掲載することは黙認されている!
以上がこの記事のまとめになります。
再三になりますが、やはり営利目的に繋がりそうなことはやらないに越したことは無いですよ。
どうしても何かの利益につなげたい場合には、Voice Pocochaと紐づけられる他のSNS(InstagramやTwitter)を活用することをおすすめします!