いまや現代人の必須ツールとなったInstagram。
日本では、2019年にFacebookのユーザー数を抜き、国内で3300万人ものユーザーを獲得しています。
各SNSアプリの中でも、特にショッピング機能などが発達しており、流行の最先端ともいえるほどの存在になっています。
ビジネスを行うにあたって、ぜひとも活用したいSNSですが、ビジネス利用をするなら知っていてほしいのが「プロアカウント」。
アカウントを「個人アカウント」から「プロアカウント」に切り替えることで、リーチ数や投稿に対する人々の反応などが事細かに見られるようになるんです。
しかし、一方で少しではありますがデメリットも存在します。
今回はそのデメリットについて解説していきます!
今更聞けない!Instagramって?
プロアカウントについて解説する前に、簡単にInstagramの特徴について解説しておきましょう。
まず、Instagramは写真を中心に投稿をするSNSアプリです。
他のユーザーをフォローすると、そのユーザーの投稿が見れるようになるので、なかなか会えなくなった友人などの近況が分かったり、有名人などの載せる写真を見ることができます。
主に以下のような機能があります。
投稿機能
写真と文面を投稿できる機能です。
アプリを開いたときに一番に表示されるタイムラインには、自分や自分がフォローしている人の投稿が表示されるようになります。
他の人のアカウントをタグ付けしたり、位置情報を付けたりすることもでき、自分の日記として大活躍してくれます。
また、他人の投稿を見ていて参考になるものがあれば「保存」という機能を使うことで、いつでも見返すことが出来ます。
検索機能
Instagramの検索機能では、主に
- アカウント
- ハッシュタグ
- 位置情報
を調べることができます。
特にハッシュタグは非常に便利です。
例えば、遊びに行った先でおしゃれなカフェを見つけたいと思った時、「地名+カフェ」などと調べてみてください。
沢山の人がカフェの投稿をしているので、参考にすることができます。
位置情報の検索も同じように使用することで、おしゃれなお店や写真スポットを簡単に見つけることが出来ますよ!
ストーリー機能
24時間で消える投稿で、写真も動画も投稿することができます。
今ではLINEやTwitter、Facebookといった他のSNSでも見られる機能ですが、Instagramが最も使用されているのではないでしょうか。
盛れるフィルターや可愛いスタンプ(GIF)、位置情報や気温情報など、様々な機能を使用できます。
質問をして回答を募集したり、アンケートをとったり、カウントダウンをする機能などもあるので、活用方法は様々。
特定のページのURLを貼って、ストーリーから飛んでもらうこともできますので、商品の販売をしたい方はそうした機能をフルに活用しています。
一度投稿したストーリーは24時間で消えてしまいますが、お気に入りのものなどは「ハイライト」に追加することで、自分のプロフィールページに残しておくことができます。
商品・商材・イベントなどについて載せたストーリーをハイライトに残しておくと、フォロワーさんが後からでも情報をチェックできるようになるので、ビジネス利用をする方にはぜひ活用して頂きたい機能です。
リール機能
リールは短い動画で、上下にスワイプすることで他の動画を見ることができるようになっています。
基本的に、普段自分が好んでみる投稿などをもとにおすすめ表示がされるようになっているので、好みの動画がたくさん流れてきますよ。
もちろん、自分で投稿することも可能。
カメラフォルダにある写真・動画を追加し、アプリ上で簡単に編集することができます。
BGMも多くの選択肢の中から選ぶことができるので、簡単におしゃれな動画が作れてしまいます。
ショッピング機能
Instagramは各SNSの中でも特にショッピング機能が整理されていて使いやすいと言えます。
自分が普段好んで見る投稿に合わせて、おすすめの商品が表示されます。
また、芸能人やブランドのアカウントにタグ付けされた商品から、その商品の販売ページに飛ぶことも可能。
「これ可愛い!」「これ欲しい!」と思ったら、すぐにその商品の販売ページに飛ぶことが出来るという便利さがあります。
自分がショップを持っている場合は、Facebookと連動することで簡単にInstagram内にショップを開設することも可能。ビジネスをする方にはありがたい機能です。
Instagramのプロアカウントとは?
Instagramは「個人アカウント」と「プロアカウント」に分けられます。
一般人は個人アカウントを使用することが多いですが、芸能人や公式ショップなどは「プロアカウント」を使用することが多いです。
もちろん、一般人でもプロアカウントにすることは可能です。
Instagramのプロアカウントで何が出来る?
プロアカウントにすることで、「自分の投稿がどれぐらいの人に見られたか」「商品ページに飛んでくれたのは何人か」などいった、詳しい数値が見られるようになります。
数値だけでなく、投稿を見てくれた人の住んでいる都市、年齢層、性別などまで詳細に見ることが出来ます。
プロアカウントにすることで、人々の関心や行動を可視化することができ、より効率よくビジネスを広げることが出来るようになるんです。
Instagramでプロアカウントを使用するデメリットは?
非常に便利なプロアカウントですが、実はデメリットも存在します。
といっても、プロアカウントにすることで得られるメリットと比べてしまうと微々たるものというような気もしますが…。
しかし、デメリットは先に知っておいて損はありません。チェックしておきましょう!
デメリット① 鍵がかけられない
Instagramではアカウントに鍵をかけることで、投稿の閲覧を許可制にすることができます。
ただし、これは個人アカウントに限った話です。
プロアカウントにしてしまうと鍵をかけることが出来ず、すべての投稿を公開することになります。
そのため、プライバシーの観点を考えて投稿できない内容なども出てきてしまいます。
プライバシーが不安な方や、自分のページを非公開にしたい場合には、プロアカウントにするのはやめましょう。
デメリット② 広告を勧める表示が出てくる
プロアカウントはビジネス目的で使用する方が多いため、Instagram側から広告の掲載を勧められることが多いです。
投稿をしたときやストーリーを更新したときなど、定期的に「広告として掲載しませんか?」といった案内が出てきてしまいます。
もちろんお金を払って広告を出すことで得られるメリットもありますが、毎回毎回こうした表示が出てくると疲れてきてしまいます。
そうした精神的負担がデメリットですね。
Instagramプロアカウントのデメリット まとめ
いかがでしたでしょうか?
- Instagramは流行の最先端を行くSNS!
- ユニークなストーリー投稿やショッピング機能など、ビジネスチャンスが豊富!
- プロアカウントにすることで、自分の投稿のリーチ数やフォロワー数、それらの数値の変遷などが詳細にチェックできる!
- 投稿を見てくれた人の住むエリアや年齢層、性別など細かい情報もあるので、分析に便利!
- プロアカウントにすると非公開設定が出来なくなるので注意!
以上がこの記事のまとめになります。
デメリットはあるとはいえ、メリットの方が大きいでしょう。
ぜひプロアカウントを使用してビジネスに活用してください!