いまや生活の一部となったSNS。
その中でもInstagramは群を抜いています。特に若者の日常には欠かせないツールのひとつとなっていますよね。
ビジネスチャンスも多く含んでいるInstagramですが、ビジネス利用する方に知っておいて欲しいのが「プロアカウント」。
「個人アカウント」では使えない分析ツールが使えるようになり、ショップ開設や広告掲載などもできるようになります。
そこで今回の記事では…
プロアカウントでは何が出来る?
広告費ってどれぐらい?
といった疑問に答えていきます!
今更聞けない!Instagramって?
プロアカウントについて解説する前に、簡単にInstagramの特徴について解説しておきましょう。
まず、Instagramは写真を中心に投稿をするSNSアプリです。
他のユーザーをフォローすると、そのユーザーの投稿が見れるようになるので、なかなか会えなくなった友人などの近況が分かったり、有名人などの載せる写真を見ることができます。
主に以下のような機能があります。
投稿機能
写真と文面を投稿できる機能です。
アプリを開いたときに一番に表示されるタイムラインには、自分や自分がフォローしている人の投稿が表示されるようになります。
他の人のアカウントをタグ付けしたり、位置情報を付けたりすることもでき、自分の日記として大活躍してくれます。
また、他人の投稿を見ていて参考になるものがあれば「保存」という機能を使うことで、いつでも見返すことが出来ます。
検索機能
Instagramの検索機能では、主に
- アカウント
- ハッシュタグ
- 位置情報
を調べることができます。
特にハッシュタグは非常に便利です。
例えば、遊びに行った先でおしゃれなカフェを見つけたいと思った時、「地名+カフェ」などと調べてみてください。
沢山の人がカフェの投稿をしているので、参考にすることができます。
位置情報の検索も同じように使用することで、おしゃれなお店や写真スポットを簡単に見つけることが出来ますよ!
ストーリー機能
24時間で消える投稿で、写真も動画も投稿することができます。
今ではLINEやTwitter、Facebookといった他のSNSでも見られる機能ですが、Instagramが最も使用されているのではないでしょうか。
盛れるフィルターや可愛いスタンプ(GIF)、位置情報や気温情報など、様々な機能を使用できます。
質問をして回答を募集したり、アンケートをとったり、カウントダウンをする機能などもあるので、活用方法は様々。
特定のページのURLを貼って、ストーリーから飛んでもらうこともできますので、商品の販売をしたい方はそうした機能をフルに活用しています。
一度投稿したストーリーは24時間で消えてしまいますが、お気に入りのものなどは「ハイライト」に追加することで、自分のプロフィールページに残しておくことができます。
商品・商材・イベントなどについて載せたストーリーをハイライトに残しておくと、フォロワーさんが後からでも情報をチェックできるようになるので、ビジネス利用をする方にはぜひ活用して頂きたい機能です。
リール機能
リールは短い動画で、上下にスワイプすることで他の動画を見ることができるようになっています。
基本的に、普段自分が好んでみる投稿などをもとにおすすめ表示がされるようになっているので、好みの動画がたくさん流れてきますよ。
もちろん、自分で投稿することも可能。
カメラフォルダにある写真・動画を追加し、アプリ上で簡単に編集することができます。
BGMも多くの選択肢の中から選ぶことができるので、簡単におしゃれな動画が作れてしまいます。
ショッピング機能
Instagramは各SNSの中でも特にショッピング機能が整理されていて使いやすいと言えます。
自分が普段好んで見る投稿に合わせて、おすすめの商品が表示されます。
また、芸能人やブランドのアカウントにタグ付けされた商品から、その商品の販売ページに飛ぶことも可能。
「これ可愛い!」「これ欲しい!」と思ったら、すぐにその商品の販売ページに飛ぶことが出来るという便利さがあります。
自分がショップを持っている場合は、Facebookと連動することで簡単にInstagram内にショップを開設することも可能。ビジネスをする方にはありがたい機能です。
Instagramのプロアカウントとは?何が出来る?
Instagramのプロアカウントは、誰でも使用することができます。
特に難しい手続きなどは必要なく、一般人でも簡単にプロアカウントに変えることができる仕組みになっています。
プロアカウントで使用できるようになるのは、主に以下の機能。
- 投稿への反応やフォロワー数の変遷などの数値的情報を見られる
- ショップを開設できる
- 広告を掲載できる
ひとつずつ解説していきましょう。
数値的情報が得られる
マーケティングをするうえで、数値的情報は非常に重要です。
どんな人がこの投稿に興味を持っているか、また投稿を見てフォローしてくれたかどうか…そういった情報が、次の情報発信の手掛かりになります。
Instagramでは、投稿を見た人数だけでなくその人の詳細(住んでいる都市や年齢、性別など)も見ることが出来るようになっています。
そうした情報を分析することで、マーケティングに活かすことができるわけですね。
ショップを開設できる
Instagramでは、自分のプロフィールページにショップを開設することができます。
Facebookと連携し、認証がおりればすぐに開設可能。
認証を受けるためには、ある程度アカウントを動かしたりする必要がありますが、特に厳しい規制などもありません。
ショップを開設することで、アカウントを見た人がすぐにショップに行って購入をすることができるため、販売促進に繋がります。
また、普段の投稿に商品をタグ付けすることも可能。
モデルの着用イメージなどをみて「これが欲しい」と思った消費者が、その気持ちを失わないうちにすぐに買えるような仕組みができています。
広告を掲載できる
Instagram運営に広告代を支払うことで、簡単に広告を掲載することが出来ます。
広告を掲載することで、
- プロフィールへのアクセス増加
- ウェブサイトへのアクセス増加
- メッセージ件数(問い合わせ)の増加
が見込まれます。
Instagramが「広告を掲載する目的」「情報を届けたいオーディエンス」「予算」などを調整して広告を掲載してくれるので、特別な知識などはなくても大丈夫なのがありがたいポイントです。
Instagramの広告掲載はいくらかかる?
広告を掲載するにはもちろんお金がかかりますが、その料金制度はおもに次の4つに分けられます。
- CPM (Cost per Mille)
- CPC (Cost per Click)
- CPI(Cost per Install)
- CPV (Cost per View)
それぞれ特徴が違うので、目的に合わせて料金体系を選ぶことをおすすめします。
とにかく認知度をあげたい人には『CPM』
CPM(Cost per Mille)はインプレッション数に応じて料金が変動する仕組みです。
「広告が何回表示されるか」によって料金が変わるので、とにかく認知度をあげたい、多くの人の目に留まりたい、という人に最適の広告です。
他の広告よりも比較的安いので、予算が少ない場合でも大丈夫。
一番気軽に使える広告体系といえるでしょう。
外部サイトに飛んでほしい人は『CPC』
CPC(Cost per Click)は、広告がクリックされるごとに料金が変動する方式です。
CPMと違って、クリックされない限りはどれだけ広告が表示されてもお金がかからないようになっています。
広告をクリックする人は、購買意欲のある人や商品・サービスに関心を抱いている人なので、消費者候補にリーチする最も有力な方法といえますね。
ただし、間違えてクリックされてしまった場合には損をする方法でもありますので、そちらには留意しておく必要があるでしょう。
動画を見てほしい人は『CPV』
CPV(Cost per View)は動画の再生数・再生時間によって料金が変動するシステムです。
10秒以上の閲覧で「1回」とカウントされるので、動画で伝えることをまとめたい方にはぴったりの方法です。
画像や文面だけでは商品・サービスの良さを伝えきれない、という場合にはこのCPVを使用すると良いでしょう。
アプリインストールをしてほしい人は『CPI』
CPI(Cost per install)はアプリがインストールされることで料金が発生する仕組みです。
インストールされなければ料金が発生しないので、お金を払った分だけ確実に顧客にリーチすることができる料金体系と言えます。
ただし、そうした確実性がある分、1回インストールされるごとの料金は100~150円と高め。CPMが1回の広告表示にだいたい1円ほどしかかからないのと比べると、割高ではあります。
Instagramプロアカウントの広告掲載費 まとめ
いかがでしたでしょうか?
- プロアカウントを使用するとリーチ数やインプレッション数が見れる!
- プロアカウントではショップの開設や広告掲載も可能!
- 広告掲載費は種類によって変わるので、自分の目的に合ったものを選ぶのがベスト!
以上がこの記事のまとめになります。
ぜひ広告費の違いを理解して、ビジネスに活かしてくださいね!