みなさん、こんにちは!
Discord(ディスコード)は、2億人を超える利用者がいるコミュニケーションツール。
非常に便利ではありますが、危険性があるという噂も…。
今回は、Discord(ディスコード)の危険性と安全な使い方を解説していきます。
Discord(ディスコード)とは
Discord(ディスコード)とは、ゲームに特化したコミュニケーションツールの1つ。
各コミュニティサーバーにアクセスすることで、情報収集の手段としても利用ができます。
通話やチャットだけではなく、画面共有やZoomのように多人数でのビデオ通話が可能です。
Discord(ディスコード)の危険性
被害報告も踏まえ、Discord(ディスコード)の危険性を解説していきます。
- マルウェア感染
- ランサムウェアによる制限
- 不正アクセス
1.マルウェア感染
Discord(ディスコード)ではユーザーに有害なリンクや添付ファイルをクリックさせ、マルウェアに感染させる被害が起きています。
実際に、バックドア(不正アクセスの入り口)を仕掛けるマルウェアが発見されています。
以下のファイル名でマルウェアが仕掛けられており、完成経路も分からない状態になっていました。
- Blueface Reward Claimer.exe
- Synapse X.exe
未だに、犯人特定には至っていません。
2.ランサムウェアによる制限
ランサムウェアも、Discord(ディスコード)内で確認されています。
ランサムウェアとは、ユーザーのファイルやシステムにロックや制限をかける厄介なもの。
ロックをかけられたファイルを解除するために、金銭を要求されたという被害も。
現在は金銭を支払う方法が無くなったため、ユーザーのファイルをロック、制限をかける被害を与えるだけのものになっています。
3.不正アクセス
Discord(ディスコード)は、サーバー招待URLを知っていれば誰でもサーバーに入ることができます。
この特性を悪用し、不正アクセスをするユーザーも。
ですが、この問題はDiscordだけで起きている訳ではありません。
他のツールなどでも、マルウェアやランサムウェアを利用した攻撃が増加しています。
Discord(ディスコード)を安全に使う方法
Discord(ディスコード)を安全に利用するには、基本的にはユーザー側で対策を行うことが重要となります。
Discord(ディスコード)を安全に使う方法を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
- スパム防止設定を行う
- ダイレクトメッセージ設定を行う
- フレンドの許可設定を行う
スパム防止設定を行う
Discord(ディスコード)では、スパムを防ぐ設定ができます。
- 自分の名前が表示されている横の「歯車」マークを押します。(赤枠)
- プライバシー・安全をクリックし、安全第一を選択します
- あらゆるユーザーからのダイレクトメッセージをスキャンし安全に利用することができます。
上記の設定を行うことで、スパムメールや怪しいURLの添付されたメッセージなどは自動的に排除されるようになります。
ダイレクトメッセージ設定を行う
多くのユーザーがいるサーバーに参加する場合は、「サーバーにいるメンバーからのダイレクトメッセージを許可する」を無効に設定しましょう。
プライバシー・安全タブから設定できますよ。
フレンド以外からのダイレクトメッセージを受け取ることができなくなり、スパムなどのリスクから身を守ることができます。
フレンドの許可設定
フレンドの追加を許可する範囲を設定することで悪意のあるユーザーとのつながるリスクを減らしましょう。
こちらもプライバシー・安全タブから設定しましょう。
画像ではすべて許可をしていますが、適宜オンオフを決めていきます。
セキュリティを最大限に高めたい場合はすべてオフにしましょう。
マルウェアやランサムウェア、スパムなどはDiscordだけの問題ではなくコミュニケーションツール全般に言える脅威と言えます。
設定や注意点を守る等、対策さえしっかりとしていればDiscordに危険性はなく安全に使うことができます。
Discord(ディスコード)まとめ
Discord(ディスコード)は、コミュニケーションツールの1つ。
ランサムウェア、マルウェアなどの危険性があるものの、対策をすれば防ぐことができます。
被害に遭わないためにも、Discord(ディスコード)の設定は忘れないようにしましょう!