みなさん、こんにちは!
みなさんはライブコマースをご存じですか?
ライブコマースはライブ配信で商品を販売する販売形態のことを指します。
インターネットでの買い物でありながら、
販売者と直接やり取りをしながら買い物ができることで近年注目を集めています!
今記事ではライブコマースの概要、メリットやデメリット、
そして実際にライブコマースを採用しているサービスなどを解説していきます!
ぜひ最後までご覧ください!
- ライブコマースとは
- ライブコマースの特徴
- ライブコマースのメリット、デメリット
- ライブコマースを採用しているサービス
- ライブコマースの評判
- ライブコマースのまとめ
ライブコマースとは
ライブコマースはライブ配信で商品を販売する販売形態のことを指します。
商品の説明を行う様子をライブ配信し、
視聴しているユーザーはコメントやチャットなどの機能を利用し、
リアルタイムで質問や疑問の解決を行うことができます。
自社のECサイトにライブコマースの機能を搭載したタイプや、
有名人等がSNSでライブ配信をして商品を紹介するタイプなど様々なタイプがあります。
おはようございます。YouTube上でのライブコマースに注目が集まっています。Google幹部はYouTubeを「総合的なショッピングプラットフォーム」としてインフルエンサー起用しまくりで年末商戦に向かうとのこと。なお海外では「配信開始と同時に6万足の靴下が数秒で売れる」ことが起きています。 pic.twitter.com/mNn3JM1T6v
— ひとみマン@YouTube分析家/SuccessTube編集長/OBSのプロ (@HitomiShinnosu1) November 7, 2021
ライブコマースの特徴
商品の作り手の顔が見える
ライブ配信を行うのは有名人やインフルエンサーだけではありません。
商品が地域の工芸品や特産品などの場合、生産者の方がライブコマースを行うこともあります。
商品の作り手の顔が見えることで安心できます。
また、それだけではなく生産者の方であることから、商品知識も豊富なので詳しい説明を聞くことができます。
ネット販売でありながら対面販売を行えるため安心
ネット販売でありながらもリアルタイムで商品の説明を聞きながらショッピングができます。
また、疑問などをチャットやコメントで聞くこともできます。
テレビショッピングと似ていると言われがちなライブコマースですが、
リアルタイムでコミュニケーションができる双方向性をもつという点で大きく異なります。
視聴者の購買意欲を高めることができる
一方的に商品を紹介されるわけではなく、
販売者と視聴者がコミュニケーションを通じて双方向のやり取りが生まれ、
その中で納得や商品への理解が深まるため、購入への購買意欲が高まります。
またライブコマースを行う人物が有名人やインフルエンサーだった場合、
商品に興味がなくとも、ファンが交流ができると思い配信を見に来ることにより購買のチャンスが生まれます。
シンプルな販売形態のため様々なものを販売できる
ライブコマースは「ライブ配信で商品の紹介、販売を行う」というシンプルな販売形態なので、
様々な商品に導入することができます。
モノだけではなくサービスの販売などにも利用することができます。
実際にゴルフのレッスンサービスをライブコマースで販売している企業もいます。
今回はグレンモーレンジ6種
ライブコマース見てると財布が緩むw
19年が量り売りの関係かチョロっとお湿り有り
凄くフルーティーな良い匂いがしてそそられます(笑
そして前回のマッカラン他がまだ残っている事もあり、「また酒買ったの?」と突っ込まれましたw#長野屋#いい酒あるぞ! pic.twitter.com/gAWgNnqSCr— やまにん@初誤解体 (@xoxuxixe) November 9, 2021
ライブコマースのメリット、デメリット
ここからはライブコマースのメリット、デメリットについて解説していきます!
ライブコマースのメリット
商品を販売する側のメリットとしては
- 多くの商品情報をリアルタイムで伝えることができる
- 商品の情報を明確に伝えることができる
- インフルエンサーや有名人が商品を紹介することで売り上げ向上が期待できる
- バーチャル店舗として運用することで実店舗1件の賃料で全国展開ができる
- 1対大人数で接客ができるので効率的
- 売り上げの可視化によりスタッフのスキルを把握しやすい
- 配信者と視聴者というつながりだけでなく、
視聴者と視聴者のつながりができ固定客になりやすい - 視聴者のコメントを収集することで配信の最適化だけでなく、
商品の改善につなげることも可能
以上がメリットと考えられます。
コスト削減ができることや、多くの情報を短い時間で伝えられるというのは大きいメリットですね。
普段読んでもらえない商品説明などの部分も聞いてもらうこともできますね。
商品を購入する側のメリットとしては、
- 配信者とコミュニケーションができるので、オンライン販売でも実店舗で買い物をしている気分になれる
- 他の視聴者の質問や回答を参考にできる
- 気になった疑問をその場で質問できる
- 場合によっては有名人やインフルエンサーと交流ができる
商品の疑問を解決できるという部分もうれしいですが、
有名人と交流ができる非日常感を味わえるという部分もワクワクしますね。
ライブコマースのデメリット
商品を販売する側のデメリットは
- そもそも視聴者に閲覧してもらえなければ意味がない
- 日本では認知率が低い
- 配信設備やシステム構築、顧客への告知などの事前準備が必要
- 一度の配信で売り上げ増加や顧客の定着は難しい。継続的な配信、活動が必要となる。
- 集客(視聴者数)が売り上げに大きく関わってくるため、視聴者が少ないうちは売り上げが低い
商品を購入する側のデメリットは
- リアルタイムで質問をしたい場合、放送時間に合わせて視聴しなければいけない
- 配信者側のスキルが低い場合、商品のことをうまく説明してもらえない
- ライブコマース総合サイト等がないため、サービス毎にアプリ等をインストールする必要がある
ライブコマースを採用しているサービス
実際にライブコマースを採用し、活用しているサービスを見ていきましょう!
CocokaraLIVE
Cocokara LIVEは株式会社OVERD-LIVEにより運営されている
地域配信に特化したスマホ用ライブコマースアプリです。
九州と沖縄のものづくりをピックアップしたライブコマースとなっています。
生産者の方が直接ライブ配信をすることで
作り手の顔が見えるだけでなく、詳細な商品説明を聞くことができます。
Cocokara LIVEについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
Cocokara LIVEの特徴、使い方について解説!
ぜひご覧ください。
ONPAMALL
![オンパモールトップ](https://live-haishin-navi.com/wp-content/uploads/2021/10/7eb5fb0fd3ce7091d7c3ce6100146b3f.png)
株式会社ONPA JAPANが運営するライブコマースプラットフォームです。
比較的規模の大きいライブコマースサービスです。
ライブ配信を見逃したとしてもアーカイブ機能があるので見返すことが可能です!
ONPAMALLについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ONPAMALL(オンパモール)の使い方、評判について解説!
気になった方はご覧ください!
Live Shop!
![ライブショップロゴ](https://live-haishin-navi.com/wp-content/uploads/2021/11/Live-Shop-e1636435791918.png)
株式会社Candeeが運営する女性向けのコスメやファッションを扱うライブコマースサービスです。
人気モデルやインフルエンサーが多く出演し、コスメファッションを紹介するのが特徴でした。
現在はサービス停止中です。
Live Shop!についてはこちらの記事で詳しく解説しています!Live Shop!の特徴、使い方について解説!
ぜひご覧ください!
AbemaTV「買えるAbemaTV社」
![AbemaTVトップ](https://live-haishin-navi.com/wp-content/uploads/2021/11/abema-282x300.jpg)
サイバーエージェント社が運営するAbemaTV内で、
「買えるAbemaTV社」という通販バラエティでライブコマースを行っています。
元々が映像配信サービスということで高品質のライブ配信ができ、
更に芸能人などの豪華な販売者が多数出演しています。
商品が売れた際に配信中にカウント表示されるのも見ていて楽しいポイントです。
SHOPROOM
ライブコマース機能がメインではないのですが、
ライブ配信を目当てに来ているユーザーに、ライブコマースを通じて商品を訴求できるので
多くの人と交流しながらショッピングを楽しむことができます。
タレント、アイドル、アニメキャラクター、人気YouTuber、等様々な配信者の方がいます。
メルカリチャンネル
![メルカリロゴ](https://live-haishin-navi.com/wp-content/uploads/2021/11/fe7fb211fa503a251ef25c3323a9b4bf-300x77.png)
メルカリが運営するアプリ型ライブコマースサービスです。
他サービスではある程度スキルがあるスタッフや有名人を配信者としていましたが、
メルカリチャンネルでは一般ユーザーの方が配信者となります。
アパレルや娯楽用品の中古品が多い傾向にあります。
こちらは2019年7月にサービス終了となりました。
MimiTV
![ベイスライブロゴ](https://live-haishin-navi.com/wp-content/uploads/2021/11/eb77accd4ffcaf74ec4d43cfe3fbb675-300x157.jpg)
メイク・ヘアアレンジ・ネイルなどを中心に扱うライブコマースサービスです。
10代から20代の女性をターゲットに、美容情報を扱う動画メディアとして展開しています。
配信者は主に人気モデルなどメイク・ヘアアレンジ・ネイルに造詣が深い方がライブ配信を行っています。
BASEライブ
![ベイスライブロゴ](https://live-haishin-navi.com/wp-content/uploads/2021/11/eb77accd4ffcaf74ec4d43cfe3fbb675-300x157.jpg)
個人がネットショップを簡単に開設できることで有名なBASEの、ショッピングアプリに搭載されたライブコマース機能です。
BASEで出店しているショップが出演して、ライブコマースを行うことができます。
誰でもライブコマース機能を利用することができるので個人でショップを開いているという方も
システム構築の手間なく配信することができます。
ですが、こちらのサービスは2020年3月31日に終了となりました。
ライブコマースの評判
良い評判
- リアルタイムで不明点を質問できて便利
- ライブ配信で有名人と交流ができた
- 実際に店舗で買い物をしている気分になれた
悪い評判
- アーカイブ配信ではやり取りができない
- わざわざ見に行くのが面倒
- 更新が止まっているライブコアサービスが多い
ライブコマースのまとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
いかがでしたか?参考になれば幸いです!
- ライブコマースはライブ配信で商品を販売する販売形態
- リアルタイムで質問や疑問の解決が可能
- 商品の作り手から有名人までさまざまな人がライブコマースを行っている
- ネット販売でありながら対面販売を行えるため安心
- シンプルな販売形態のため様々なものを販売可能
- 多くの商品情報をリアルタイムで伝えること可能
以上が記事のまとめになります。
ライブコマースは中国が発祥とされています。
中国では人口の6割が利用するほどライブコマースが浸透していますが、
日本ではあまり普及が進んでいないようです。
ライブコマースから撤退した企業も少なくはありません。
ですがONPAMALLのように現在も精力的にサービスを展開している企業もあります。
日本でもライブコマースが一般的なものとして普及する日が楽しみですね!