みなさん、こんにちは!
突然ですが、「士業」をされている方々はSNSを使用していますか?
Twitter、Instagram、Facebook、Youtube、TikTok、などたくさんのSNSがありますが、今や士業で開業するならSNSは情報発信する上で欠かせないツールです。
なぜなら、自身や事務所が広く知られることが利益に繋がり、メリットになるからです。
そこで、士業をされている方々におすすめしたいのがTikTokです。
TikTokは主に中高生などの若年層が使用しているイメージが強いと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は今、弁護士や税理士などの「士業」をされている方々がTikTokに注目しているのです。
したがって、若年層のユーザーだけでなく、40代以上のユーザーも増えています。
なぜ士業をされている方々へのおすすめはTikTokなのでしょうか?
今回の記事では士業をされている方々のTikTok の使い方や例なども見ていきたいと思います。
●そもそも士業とは?
●士業の方々におすすめのSNSは?
●士業の方々にはTikTokがおすすめ?
●TikTokで活躍している士業の方をご紹介
●TikTokは士業の方におすすめまとめ
そもそも士業とは?
士業とは、職業の名称末尾に「士」の字を用いた職業の俗称です。
基本的には「しぎょう」と呼ばれますが、「さむらいぎょう」とも呼ばれることがあります。
具体的な例としては、弁護士、税理士、行政書士、介護福祉士、公認会計士などがあげられます。
また医師や薬剤師など「師」の文字を用いた職業も含め、「士師業」「師士業」(ししぎょう)とも呼ばれることがあります。
士業の代表的なものとして「八士業」と呼ばれるものがあります。
弁護士、弁理士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、土地家屋調査士、海事代理士です。
これらの職業は、業務する上で戸籍や住民票が必要な場合は職務上請求を行うことが認められています。
その他に士業の多い分野として、司法、会計、不動産、土木、建築、医療、福祉などがあげられ、医療、建築の分野は対象者の生命や生活、公共の安全などに大きく関わる職業であり、社会的責任が大きく影響を与えるため、その免許を取るための国家試験の受験資格を得るだけでも数年かかるものが多くなっています。
士業として業務を行うには、国家試験に合格するだけでなく、監督官庁への登録が必要となってくる職業も多く、中には一定の業務経験が必要となってくる職業もあります。
士業と呼ばれる職業のそのほとんどが、資格を持つ必要があり、その専門性の高さが伺えます。
士業として業務を行える状態になった時、個人事業主として開業するか、すでにある事業所や事務所に勤務するかを選択できるのが主に一般的です。
士業の方々におすすめのSNSは?
現在、Twitter、Instagram、Facebook、Youtube、TikTok、などたくさんのSNSがありますが、士業の方々におすすめのSNSはどれでしょうか?
●Twitter
まずはTwitterから見ていきましょう。
Twitterはフォロー申請の許可不許可などなく、誰でも気軽にフォロー可能なSNSです。
近年、士業の方々の利用が目立つようになってきました。
TwitterのDMでお仕事依頼が来たりすることもあり、繋がりを広く持ちたい方はおすすめと言えます。
●Instagram
Instagramは写真や画像投稿が主なSNSです。
守秘義務があることが多い士業の方々は、気軽に写真を掲載できる仕事内容ではないため、Instagramは不向きだと言えます。
ですが、Instagramをうまく活用出来そうなアイデアがある方は挑戦されてみるのもいいですね。
●Facebook
Facebookは基本的に本名でアカウントを作成するSNSです。
実名なのでアカウントに信用があり、名刺交換したあとなどに繋がるのはFacebookが多い傾向にあります。
士業をされている方はアカウントを作成しておくのがマストのようですね。
●Youtube
近年、Youtubeなどの動画投稿プラットフォームで動画投稿を始めている士業の方は本当に多いです。
特に弁護士や行政書士をされている方の動画投稿は数え切れないほど多くなってきています。
テキストのみの情報より、動画にすることでより視聴者に伝わりやすくなるのに加え、動画投稿者としても情報を正しく伝えやすいという、双方向にメリットがあるのが動画です。
また、Youtubeを見た方からのお仕事依頼もあり、広く活動する手段として有効なツールと言えます。
士業の方々にはTikTokがおすすめ?
続いては今回の記事でおすすめするTikTokです。
先ほど、動画投稿を始めている士業の方は多いと書きましたが、それはなぜなのでしょうか?
士業の方が動画を利用するメリットはいくつかあります。
まずは、お客様に安心感を与えることができる点です。顧客からすると、弁護士や税理士などの士業事務所は普段行かない、慣れない場所であり、その敷居がかなり高いです。
そこで、士業の方が動画で顔出しをすることでお客様が「こんな人が出てくるんだ」という心の準備になり、強い安心感を持ってもらうことができます。
写真だけだと、近年写真の加工技術が進んできたということもあり、どうしても「実物と違う」「思っていた人と違う」という印象を与えてしまうことがあります。
動画だと、補正や加工が少ないというのもあり、本人の印象そのままお客様に伝えることができます。
また、文字や写真だけの視覚的情報のみよりも、聴覚も使う動画の方が人間的に多くの情報を与えることができ、より印象に強く残るというのはわかっていただけるかと思います。
Youtubeは投稿動画の時間制限は12時間までと長く、自由に伝えたいことをたくさん伝えられるメリットがあります。
ですが、視聴者にとって普段慣れない言葉や単語がたくさん出てくる説明を長く話されると、視聴者はつまらなくなり飽きて、最後まで見てくれない可能性があります。それではせっかく動画投稿したのに意味がありませんよね。
TikTokの利用者は特に若年層のユーザーが多く、中高生の間ではいまや一番人気のアプリと言えるでしょう。
投稿動画の時間制限が長いYoutubeとは逆に、TikTokは1分以内で動画を投稿できるサービスで、伝えたいメッセージを短い時間で伝える必要があります。
若年層ユーザーや中高生にとって、1分以内でサクッと見ることができるTikTokは手軽で見やすいので“少し興味があるもの”に対しても「1分以内で見られるのだから見てみよう」となり、ユーザーにとって動画を見る敷居が低いというイメージがあります。
また動画投稿者にとっても、ほかの動画投稿プラットフォームでは長尺のため動画編集に時間がかかってしまう印象がありますが、TikTokは短尺のため動画投稿ハードルが低くなっています。
TikTokでの動画投稿は視聴者と投稿者、そのどちらにもメリットがあると言えるでしょう。
TikTokは近年需要が高まっており、日本で1000万人、世界で8億人もの利用者がいると言われ、アプリダウンロード数世界1位になったこともあります。
TikTokはユーザー数が多いので、より多くの人にアプローチできるという側面もあるといった点でもメリットですね。
士業をされている方々のTikTok利用者はまだまだ少ないです。
したがって、TikTokは特に狙い目のSNSと言えます。
これを機にTikTokに挑戦してみるのはいかがでしょうか?
TikTokで活躍している士業の方をご紹介
TikTokで活躍されている方々をご紹介いたします!
岡野タケシ弁護士
学校や日常にある法律問題や難しい法律を誰にでもわかりやすく、短く解説した動画が人気となり従来の弁護士の堅いイメージを覆すことに成功しています。
またYoutubeでも活躍しており、現時点で日本一の弁護士Youtuber、TikTokerとなっています。
司法書士柴崎智哉
相続手続きや成年後見人など、専門性が高く難しい法律問題について詳しく解説されています。
相続問題について触れる機会が少ない若年層にとって、「なるほど!」と思ってしまうような動画をたくさん投稿されています。
税理士りーな
松竹芸能に所属し、芸人もされています。
税金や源泉徴収や確定申告などについて、ダンスと楽曲にのせてコミカルに説明されています。
近頃はフリーランスの方も増えているので、税理士さんの需要が高まっています。
TikTokは士業の方におすすめまとめ
今「士業」をされている方々がTikTokに注目している理由がわかっていただけましたでしょうか?
動画を利用することで、お客様に安心感を与えることができたり、若い世代のユーザーに興味を持ってもらいやすくなったりとメリットがたくさんあります。
TikTokではまだまだ士業の方の動画投稿ユーザーが少ないです。
TikTokは若い世代の人たちの間で流行しており、狙い目のSNSなのでおすすめです。
中には、自分の職業は難しいジャンルで、若い世代に受け入れられるかわからない…といった方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、今の若い世代の人達はいろいろなものを広く受け入れる人たちが多いように思います。
もし動画投稿に迷ったり、尻込みしていた方がいらっしゃれば、「まずはやってみる!」の精神で動画投稿に挑戦されてみてくださいね!
お仕事依頼が来る見込みが増えるのはもちろん、若い世代の人たちに影響や刺激を与えることができる存在になれるかもしれません!
特に、「短い・わかりやすい・おもしろい」といった動画は流行りやすい傾向にあると思います!
そのほか、TikTokではどういう動画が流行っているの?という方はこちらの
TikToker必見!ピンポイントな動画でバズを狙おう!の記事も参考にされてくださいね!
最後にこの記事のまとめです。
●TikTokは士業をされている方に注目されている
●動画を利用することでお客様に安心感を持ってもらえる
●TikTokは短尺のため動画投稿ハードルが低い
●TikTokは若年層のユーザーに手軽にアプローチしやすい
●士業をされている方々のTikTok利用者はまだ少ないので狙い目