みなさん、こんにちは!
ライブ配信を行う際に画面がカクついたり、
接続が切れてしまったりするようなトラブルにあったことはありますか?
そのトラブルは配信アプリやソフトではなく、
利用しているインターネット回線の速度や、安定性に原因があるかもしれません。
今記事では安定した配信を行うために必要なインターネット回線の速度や種類を解説していきます!
ぜひ最後までご覧ください!
- インターネット回線とは
- ライブ配信に必要な回線速度
- ライブ配信におすすめなインターネット回線
- ライブ配信におけるインターネット回線まとめ
インターネット回線とは
インターネットに接続するための回線をインターネット回線といいます。
回線には光回線、電話線を利用した回線、無線でつながる回線など様々な種類があります。
身近なものであれば5Gや4Gなどのモバイル回線があります。
ご自宅に光回線を引いている方であればルーターを接続してWi-Fi等を利用している方も多いのではないでしょうか?
ライブ配信に必要な回線速度
下り速度と上り速度
インターネット回線の速度には、下り速度と上り速度の2種類の通信があります。
下り速度はダウンロードをする速度のことを指し、
上り速度はアップロードをする速度のことを指します。
ライブ配信をする場合は上り速度を重視し、
ライブ配信を視聴する場合は下り速度を重視すると快適に利用することができます。
では、実際にライブ配信サービスを利用するにあたり快適な回線速度の目安はどれぐらいなのでしょうか?
代表的なライブ配信アプリを目安に見ていきましょう!
17LIVE
こちらの、17LIVEとは?始め方から注意やルール、配信方法まで!という記事では17LIVEの始め方などを解説しています。
興味がある方はぜひご覧ください!
BIGOライブ
こちらの、BIGO LIVE(ビゴライブ)の始め方について徹底解説!という記事ではBIGOLIVEの始め方などを解説しています。
興味がある方はぜひご覧ください!
Pococha
こちらの、【Pococha】ライブ配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」って?活用方法も徹底解説!という記事ではPocochaの始め方などを解説しています。
興味がある方はぜひご覧ください!
快適な配信には5Mbps~が必要
快適に配信したり視聴するには何れも5Mbps以上が必要となるようですね。
ただし、推奨環境のギリギリが5Mbpsということは、
ライブ配信の画質設定や内容によってはそれ以上の速度が要求されることも考えられます。
もし可能であれば余裕をもって15Mbps以上の速度を目安に回線環境を整えましょう。
現在の通信速度を調べる
ライブ配信を利用するのに適した通信速度は以上になりますが、
現在の自分の通信速度はライブ配信に適しているのかを調べてみましょう!
調べる方法は簡単です。
Google検索でスピードテストと調べ、
[速度テストを実行]を選択するだけで現在の通信速度を調べることができます。
回線速度を調べる際には、普段使っているWi-Fiなどに接続していることを確認してから調べましょう。
通信速度が5Mbps以下だった場合
テストを行い回線速度が5Mbps以下の結果が出てしまった場合は通信環境を見直してみましょう!
- ルーターと端末の間に障害物がある場合は移動する
- ルーターとの距離が遠い場合、ルーターの近くで利用する
- ルーターを高機能のものに買い替える
- マンションなど集合住宅で利用している場合は利用時間を変えてみる
- ポケットWi-Fiの場合は5G対応のものに変更する(5G対応エリアに注意)
などを行うことで通信速度の改善が見込める場合があります。
ルーターとの間に障害物がある場合は移動させましょう。
特に電子レンジや家電がある場合は著しく回線速度が落ちる可能性があります。
また、集合住宅などでWi-Fiを利用している場合、大元の回線が共有になっている場合が多く、
大勢の人が同時にネットを利用すると通信速度が落ちる場合があります。
帰宅時間や夜間などのピークタイムをずらして利用してみましょう。
それらの対策を講じても回線速度が改善しないという場合は
次の章でおすすめのインターネット回線を紹介していますのでそちらを参考にしてください!
ライブ配信におすすめなインターネット回線
ここからはライブ配信に適したインターネット回線を解説していきます!
一番オススメ!光回線
回線速度、安定性どちらも優れており、配信を見るにも配信をするにも一番オススメです!
光回線はNTTや大手携帯会社で契約をすることができます。
大体月4000円~6000円で利用することができます。
携帯のプランのようにデータ通信量の制限が無いので、好きなだけインターネットを利用できます。
ONUという機器にLANケーブルでルーターを接続することで無線か有線で利用ができます。
無線というのはWi-Fiのことです。
有線はPC等に直接LANケーブルでつないで利用します。
部屋に直接光回線を引き込むタイプ(ファミリータイプ)と集合住宅用のマンションタイプがあり、
安定性と通信速度が優れているのは前者のファミリータイプです。
後者のマンションタイプの場合、各部屋までは電話線で接続していることや、時間帯や利用者の増加により、
速度や安定性の低下が起きる可能性があります。
戸数の少ない集合住宅であればファミリータイプを利用することが可能な場合もあります。
集合住宅にお住まいでファミリータイプを利用したい場合は管理会社に相談してみましょう。
光回線の欠点としては、持ち運びができないこと、必ず導入できるとは限らないという2点です。
モバイルルーターやポケットWi-Fiであれば持ち運びができますが、家に回線を引き込んで利用するので持ち運びができません。
また、地域によっては光回線を導入できない場合もあります。
その場合は後述するポケットWi-Fi等を利用しましょう。
遂に光回線開通しましたやったー!!!!!!!!!早い!!!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/dBkvA7wK7y
— り (@Rii_AmongUs) November 10, 2021
ポケットWi-Fi、モバイルWi-Fi
次にオススメできるのは、持ち運びができ、5G回線対応なら光回線に劣らないポケットWi-Fi、モバイルWi-Fiです。
外での利用やスマホでのインターネット利用が多い場合はこちらがオススメです。
光回線が導入できない場合にもおすすめですね。
スマホと同じ4Gや5Gの電波をWi-Fiとして利用します。
通信速度と安定性ですが、通信状態ももちろん大事ですが、
どのポケットWi-Fi機器を使うかという点も重要になってきます。
契約する業者によって購入、レンタルできる機器は変わってきます。
機器の説明書や契約ページで最大通信速度の表記がありますので、
そちらを参考に、どこで契約してどの機器を利用するのかを決定しましょう。
ただほとんどの場合は問題なくライブ配信を行い、視聴ができる速度を出せるので
あまり神経質にならず参考程度で問題ないと思います。
注意点としては、4Gや5Gの電波を利用してインターネットに接続を行うので、
電波状況が悪い場所では通信が安定しないという点です。
契約するモバイルWi-Fiがどこの携帯会社の電波を利用するのか、
自身が利用する場所ではその電波は届くのかをしっかり確認しましょう。
最近ではクラウドSIMという全ての携帯会社の電波を利用できるモバイルWi-Fiがあるようなので
そちらを利用するのも1つの手ですね。
もう1点注意点があります。
短期間で多く利用をすると速度制限がかかってしまう場合があります。
例として、UQWiMAXというサービスでは3日間で10GB以上利用した場合、
翌日から約1日程度速度制限がかかる場合があります。
ライブ配信や視聴を行うだけであれば問題ないとは思いますが、
ゲームのダウンロードやアプリのアップデートが重なると制限量に達する可能性があるので注意しましょう。
ポケットWi-Fi便利過ぎて契約してた以上の容量を使用し始めてることに気付いたんだけどこれはどうなるの… pic.twitter.com/M61N5m6dvZ
— 飛鳥🦇💕 (@hen_jin_san_2) November 6, 2021
モバイル回線
上記2つが難しい場合はスマートフォンの4Gや5Gを利用しましょう。
こちらはスマホを利用している方は必ず利用しているインターネット回線ですね。
電波が安定して届く場所での利用であれば、通信速度なども十分に出るので問題なく利用ができます。
ただし、通信量に制限があるため使えるギガを気にかけながら利用する必要があります。
利用ピーク時や人が多い場所での利用時にも速度の低下などが起きてしまいます。
また、4Gや5Gを利用していても、格安SIMを利用している場合は充分な速度が出ないこともあるので注意しましょう。
ライブ配信におけるインターネット回線まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
いかがでしたか?参考になれば幸いです。
- インターネットに接続するための回線をインターネット回線とよぶ
- 回線には光回線、電話線を利用した回線、無線でつながる回線など様々な種類がある
- 下り速度と上り速度の2種類の速度があり、視聴するのであれば下り速度、
配信をするのであれば上り速度をそれぞれ重視する - 配信、視聴ともに15Mbps以上の速度が快適に利用できる目安
- 光回線、モバイルWi-Fi、モバイル回線の順にオススメできる接続方法
以上が記事のまとめとなります。
自身の利用環境に合わせて最適な接続方法を選びましょう。
光回線が1番のおすすめであることは変わりはないですが、
5Gは光回線に負けず劣らずの速度を出せるため、
利用可能エリアの拡大や、ギガ数の制限などがなくなれば光回線とほぼ変わりない運用ができそうですね。
今後の通信技術の進歩に期待ですね!