ライブ配信アプリでお金を稼げるということで人気が急増中のVライバーですが、インターネットではもちろん、テレビなど多数のメディアでVライバーが活躍しているんです!
2018年9月時点でVライバーの人数は5,000人以上とも言われており、急成長市場として多くの注目を集めています。
しかし、Vライバーになってみたいがどうやったらなれるのか、どのように配信を行えばいいのか、などわからない部分が多くあると思います。
そんなお悩みを解決し、2Dイラストを立体的に動かすことが出来るソフトそれが「Live2D、FaceRig」です。
今回は「Live2D、FaceRig」の使いやすさ、機能性ついて解説したいと思います。
そもそも、Vライバーとは
Vライバーとはネット配信を行う「バーチャルライバー」の略語にあたり、現実の人物や物体の動きをデジタル的に記録するモーションキャプチャー技術が使われています。
そのため、Vライバーとは「3Dアバターにて配信を行うライバー」のことを指します。
Vライバーは自分自身を好きな外見にバーチャル化し、アニメのキャラクターのように変身させられることが魅力となっています。なので、ライブ配信をしていることを周囲に知られたくない人も簡単に始めることが出来るので、ここ最近ではライバーよりもVライバーを志望する人が増えてきています。
また、Vライバーは暇な時間を活用して好きなタイミングで配信をすることが出来るだけでなく、撮影後の編集作業が不要なことも魅力となっており、非常に注目度の高いコンテンツとなっています。
Vライバーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!!
Vライバーの収入について
Vライバーの収入額
配信中は視聴者とおしゃべりをしたり、歌やお絵描きなど自分の特技を披露したりとマイペースに配信出来るので仕事終わりや、休日のちょっとした隙間時間に配信を行えば効率的にお金を稼ぐことが出来ます!
気になる収入額ですが、
数千円程度のおこづかい稼ぎから、月に5~10万と生活費の足しになるレベルまで、人によってさまざまです。
ただ、トップライバーになることが出来れば、月収数十万~数百万円以上になるようです!
Vライバーの収入について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください!
Vライバーになるには
現在では、技術の進歩によって誰でもスマホ一つでライバーになることが出来ます!!
そのため、ライバーへの興味さえあれば誰でライバーになることが可能となっているんです!
V-Liverになるための詳しい情報はこちらにありますので、ご参照ください。
この機会にVライバーデビューをしてみるのは如何でしょうか!!??
Live2Dとは
Live2D(ライブツーディー)は、株式会社Live2D(旧 株式会社サイバーノイズ)が開発した、2Dのモーフィングによるシームレスアニメーションを可能にする映像表現および関連ソフトウェアの総称です!
3D制作を行うよりも原画の画風を保ったままキャラクターを動かせるという特徴を持っており、低コストでの制作を可能とするソフトウェアとなっています!
ソフト自体は3Dの技術を使用しているものの、2Dイラストを動かすことに特化したソフトとなっており、
「イラストに命を吹き込み、2Dを立体的に表現する」ことが出来るんです!
概要
Live2Dは創業当初から他社からの受託開発も受けず自身が独自に研究していた『Live2D』の開発に注力し、2006年の未踏ソフトウエア創造事業に採択されました!
しかしながら、実績が無いため採用する企業はほとんど無くサイバーノイズの経営も危機を迎えるが、2011年に『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル』に採用されたことで注目を集め、続けてiPhoneやAndroid版にも描画用ライブラリとして採用されたことでその名を広めることに成功しました!
シンプルなものであれば完全に2Dの表現でありながら全方位に回転させることも可能であるが、現段階では相応の手間が掛かるため、現在効率化が進められています!
Live2D の特徴
2Dイラストを自在に動かすことが出来ることから、「イラストに命を吹き込み、2Dを立体的に表現することが出来る」と言われているLive2Dですが、どのような特徴を持っているのかについて解説します!
「絵」そのものを繊細に、立体的に動かす
よく3Dと比較されることが多いのですが、3Dは原画を元にモデルを起こすのに対して、Live2Dは原画をそのまま素材として扱えるため、その絵の持つ魅力をダイレクトに活かしながら立体的に表現することが可能となっています!
また、Live2Dの表現技術によって、描いた絵がイキイキと動くことで相乗効果が生まれ、自分の作品に対しての想いをさらに強めてくれる働きもあります!
原画をそのまま動かすことで、作者、ファンが喜ぶ。
Live2Dを使った作品の多くはライトノベルや2Dアニメ等の原作モノや、著名なイラストレーターによる原画を使ったものとなっています!
これは、原作や原画のイメージや質感を保ちながら、立体的・インタラクティブに表現出来るようになるというLive2Dならではの魅力によるものなんです!
また、原画をそのまま使うことで作品が持つイメージを大切にしたい作者やファンが満足するビジュアルに仕上げることを可能としています!
Live2Dの強み
Live2Dを使用する際には、大きく分けて4つの工程があります!
①イラストを描く
②イラストをパーツで分ける(※画はバラバラに並べた状態)
③専用のテンプレートに当てはめる
④各動くパーツのパラメーターを微調整
これらの工程を通してLive2Dの強みが発揮されてるため、具体的な強みについて解説します!
メディア展開でも作品イメージを統一
今日では原作から各種メディアにて多様な展開が行われることも少なくありません。
しかしながら、そのビジュアルはメディア毎に違うイメージとなっています。
Live2Dなら1つのモデルで、動画、アプリ、ゲーム等各種メディア展開することができるので、ビジュアルイメージの統一を実現することが出来るんです!
SDKを使って幅広い用途に対応
2008年の登場以来数多くの用途で採用されてきたLive2Dは、iOSやAndroidといったモバイルOS向けのアプリや、家庭用ゲーム機のほか、ゲーム開発環境Unityにも対応してきました。
さらにはイベントや生配信動画向けのコミュニケーションツールへの組込みなど、幅広い用途での活用が広がっています。
FaceRigとは
FaceRigは、パソコンのWebカメラなどを介し、ユーザーの表情や顔の向きを3Dキャラクターに反映できる顔認識ソフトです!
顔の動きだけでなく、まばたきや口の動き(リップシンク)なども連動しているため、実際にそのキャラクターが話しているように見せられるのが特徴となっています!
高スペックのPCでなくとも気軽に使用出来、ゲーム配信プラットフォーム・Steamで購入できます。
簡単に説明するとFacerigとはフェイストラッキングが可能なツールで、自分の顔とモデルの顔をリンクさせることで、モデルの顔の表情や動きを自由に動かすことが出来るんです!
また、Live2Dというイラストを加工するツールと相性がよく、2DのVtuberはLive2DとFacerigで作られていることが多くなっています!
FaceRigの概要
FaceRigには以下のような機能が実装されています!
・ビデオ入力画像からの頭と表情のトラッキング
・トラッキングデータと3D頭部モデルのリアルタイムフィッティング
・ユーザが用意した背景上での、ライティングを含めた3D頭部モデルのリアルタイムレンダリング
・レンダリング映像の仮想Webカメラインタフェースを通じた出力
以上の機能により、Webカメラで撮影した自分の表情・頭部の動きを模した3Dキャラクターの映像を、リアルタイムでWebチャットで流したり、ストリーミング動画として配信することが出来ます!
Live2Dとの連携
2015年12月にFaceRig販売元であるHolotech Studiosより「FaceRig Live2DModule」が有償DLCとして提供されました!
これは、3D頭部モデルを使用する代わりにLive2Dソフトウェアによって生成されたアバターを使用するためのモジュールとして登場しました!
この本モジュールを用いることにより、FaceRig単体よりもアニメ的な映像を作成することが可能となっています!
FaceRigはサービスが終了してしまう
FaceRigは、これまでAnimazeの発売と共に販売の中止とサポートの終了を告知しました。
今回の発表では、FaceRigのサポートの終了日を2021年12月31日まで延期され、ベースのFaceRigソフトウェアとすべてのダウンロードコンテンツを大幅に割引しセールが「Steam」で後日行われることが発表されました。
FaceRigのサポート終了日までは、Windows Updateなどの外部要因によって大部分のユーザーがFaceRigを使用できなくなった場合、問題を修正する「重要な製品サポート」を継続して実施されるようです!
また、カスタマーサポートに関しては、通常チャネル(Eメール、Discord、Twitter)を介して引き続き問い合わせることが出来ます!
まとめ
今回は2Dイラストを立体的に動かすことが出来る「Live2D」と「FaceRig」について解説をしました!
「Live2D」と「FaceRig」では、ソフトやwebカメラを使って魅力的なキャラクターを作成し、キャラクターになりきることが出来るんです!
また、作品を録画して動画にしたり、Skype、Twitch、Hangoutsなどのリアルタイムでウェブカムを利用するサービスで使うことも可能となっており、楽しむ方法が多く用意されています!
この機会に「Live2D」と「FaceRig」を使ってみるのは如何でしょうか?!