ライブ配信サービスというのをご存じでしょうか?
スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピューターなどを使用して、リアルタイムで画像や音声の配信・視聴ができるサービスです。
17LIVEもそんな配信サービスのひとつです。
配信する方をライバー、視聴する方をリスナーと呼ぶことが多いようです。
身近にリアルタイムコミュニケーションが取れるのが、ライブ配信の醍醐味ですが、ライバーとリスナーの距離感のために、思わぬトラブルが発生することがあります。
今回は17LIVEのライバー向けに、リスナーとのトラブルの対処法について解説していきます。
顔も名前もださずに、応援してるライバーさんの名前を出してDMで攻撃してくるのは、そのライバーさんにも迷惑な話だと思うし本当にそのライバーさんを応援したいのなら、DMで攻撃することじゃないよね⁉️
最高の応援のカタチを考えて行動してくださるリスナーさんと共に夢叶えたい‼️と思った朝でした🥰 pic.twitter.com/shF1MkYDpx
— かな4ᕷ。* (@happykana17) October 16, 2022
色々なリスナーがいる
- 一緒に成長していくリスナー
- ライバーに恋しちゃうリスナー
- ライナーを成長させたいリスナー
- 気まぐれなリスナー
- 静かなリスナー
- 最初からの問題のあるリスナー
17LIVEは、基本的にはライバーとリスナー「双方」が、無料で楽しめるということを前提にしています。
ライバーによっては収入源として17LIVEを利用している場合もあります。
そのためライバーは必ずしも無料のコンテンツではないです。
リスナーも基本的にはそれを理解して「投げ銭」等を行っています。
リスナーとのトラブルの根本は、双方の思いが食い違った時に起きる場合が多く、そしてどちらかといえばリスナー側の問題である事が多いです。
とはいうものの、トラブルになるようなリスナーの方が圧倒的に少ないですので、どんなリスナーがいるか分類してみました。
一緒に成長していくリスナー
ライバーの、メインのファンとなっているリスナーは、このタイプの方が多いと思います。
配信の内容や配信に対する考え方はライバーに任せて、よほどの相談されたりしない限りは意見をいったりしません。
配信の盛り上げや、アイテムを投げることについてもライバーの考えに沿うように、そしてライバーと一緒に配信を成長させていきたいと思っています。
このようなリスナーは、ライバーの考え方と違いを感じるようになった時でも、静かに去っていくだけでトラブルメーカーにはならないでしょう。
ライバーに恋しちゃうリスナー
あなたの配信に通って視聴するリスナーは、みんなあなたに恋していると言っていいでしょう。
リスナーは何の興味もないのにあなたを視聴しに来たりはしません。
しかし、ここで問題となってくるのが心理的な距離感です。
芸能人とファンの距離と、ライバーとリスナーの距離を比べると、圧倒手に気ライバーとリスナーのそれが近いと言えるでしょう。
画面越しに見ているだけなのですが、一日何時間も視聴していればどんどん身近に感じるようになりますし、コメントと肉声になりますが会話だって成り立ちます。
アイテムに対しては素敵なリアクションを見せてくれます。
本当の恋人みたいに思ってしまうリスナーが出てきても不思議ではありません。
大半のリスナーは、配信と現実の区別は十分についているのですが、時には距離感がくるってしまって区別がつかなくなるリスナーがいます。
あなたの嫌いな部分が見えたとき、プライベートで気に入らない部分を見てしまった時(おおかたは恋人の存在など)、このタイプのリスナーは大変ショックを受けます。
あなたの配信から去ってくれれば、特に問題はないのですが、まれにトラブルメーカーに豹変する場合があります。
ライバーを成長させたいリスナー
初心者ライバーにありがちなことですが、まだ固定リスナーが少ない配信でも一人で頑張って応援してくれるリスナーがいます。
中堅ライバーになっても、アイテムでの貢献度が非常に高い数名のリスナーがいます。
こういうリスナーの中には、あなたを成長させたいという思いが強すぎて、配信の仕方などについても意見を言うようになる場合があります。
マネージャーみたいなタイプのリスナーですね。
他のリスナーとけんかにならない程度のことなら、悪気はないのでいいのですが、リスナー同士のトラブルは配信に悪い影響しか与えません。
また、あなたとの意見の衝突で態度が変わったしまう可能性があります。
この場合も、あなたの配信から去ってくれれば、特に問題はないのですが、まれにトラブルメーカーに豹変することがあります。
気まぐれなリスナー
リスナーは3ヶ月で入れ替わると言われるほど気まぐれなものです。
たまに来て大量のアイテムで応援して去っていくようなリスナーもいるでしょう。
ライバーにとっては無害な有り難い存在だと思うのですが、このタイプのリスナーを快く思わないリスナーもいます。
ライバーが、アイテムで応援しているリスナーを大事にしているように感じるのでしょうね。
トラブルになることは非常に少ないとは思いますが、そう言ったリスナーの心理も分かっておくのも悪くないと思いますよ。
静かなリスナー
相互コミュニケーションを売りにしているライブ配信サービスなのですが、静かなリスナーが本当に多いです。
課金であれ無課金であれ、自分のアイテムの範囲で、自分の時間の範囲でライバーを応援します。
こんな、静かなリスナーに対して、ちゃんとコメントができるようなライバーは素晴らしいと思います。
「貢献度」としてはそんなに高くないかもしれませんが、大切にしてあげてください。
最初からの問題のあるリスナー
これも非常にまれですが、存在するとは思います。
配信の雰囲気を壊す、というと非常にあいまいな言い方になりますし、具体的には私もそんな場面には遭遇したことはありません。
おおかたの場合は、禁止されている言葉の使用や、女性への露出の強要などだと思います。
こういったリスナーには速やかな対処が必要でしょう。
リスナーと接する注意点
- 過剰なサービス
- SNSの利用
- 個人情報の流出
ライバーとリスナーの距離感が適切に保たれているならば、リスナーとのトラブルは発生しにくいと言えます。
また、直接的なつながりを持たないことによって、配信サービス内だけの問題として解決できますので、次の三点については注意が必要です。
過剰なサービス
イベントでの貢献度などに対して、個人的なプレゼントを贈るライバーがいます。
イベントも盛り上がりますし、リスナーにも喜んでもらえるので基本的にはいい企画だと思います。
ほとんどのリスナーは微笑ましくこれを見守っていると思いますが、アイテムでの貢献度の高いリスナーに対してだけに不公平だと思っているリスナーもいるかもしれません。
どの程度が適当であるかという判断は難しいですが、大勢に送るなら、実質的に費用の発生しない程度のもの(自作の画像や、あなたの画像)にしておけば問題ないでしょう。
特別なものを送るなら、例えばTOPファン5人など、ごく限られた人数に留めるべきかと思います。
何か送る際には、間違ってもあなたの個人情報を特定されるような送りからはしないでくださいね。
SNSの利用
SNSは17LIVEには欠かせないツールですが、プライベート用と配信用は別に作るべきです。
また、相互フォロー、DMのやり取りなどは慎重に行ってください。
極論すれば、あなたが配信についての情報を発信するためだけの一方的なツールにしておくと安全です。
個人情報の流出
配信中の不用意な発言や、配信に映るものであなたの個人情報が流出する恐れがあるので注意してください。
プレゼントの受け取りなどは、事務所ライバーなら事務所宛に、フリーライバーなら自宅から離れた営業所止めにするなどの工夫が必要です。
時々、オフ会を企画しているライバーも見かけますが、よほど慎重にしないとリスナーとのトラブルが発生した時に、被害が大きくなる恐れがあります。
トラブルの対処法
- 17LIVEでブロック機能を使用
- SNSでもブロック機能を使用
- 17LIVE運営に通報
- 事務所ライバーなら事務所にも連絡
17LIVEでブロック機能を使用
17LIVEのブロックの手順
- ブロックしたいリスナーのプロフィールページを開く
- プロフィール右上の「・・・」アイコンを押す
- 「ユーザーをブロックする」を選択する
▶︎「ブロック機能」を使うとできなくなること
・あなたの配信ルームの視聴
・相手のリスナーへのタイムラインへの表示
・投稿への「いいね」や「コメント」
・あなたの配信ルームへのガーディアンへの就任すること▶︎「ブロック機能」を使用した際の注意点
現在、ガーディアンのリスナーをブロックした場合には、ガーディアンの期間満了までは継続してガーディアンのままとなります。出典:17LIVE note
SNSでもブロック機能を使用
各SNSでも、相手をブロックする機能がありますので、この機能を使いましょう。
ライブ配信サービスから始まった付き合いであるなら、そのつながりが切れた状態で他の方法でそのリスナーとつながっている意味は全くありません。
ネガティブなことは早々に取り除きましょう。
17LIVEの運営に通報
17LIVEとSNSのブロック機能を使えば、そのリスナーとの繋がりはなくなるはずですので、おおかたのことは解決すると思います。
しかし、同じリスナーが違うアカウントを使用してあなたの配信を視聴しに来るなど、あなたの手におえない場合はライブ配信サービスの運営に「通報」してください。
この「通報機能」は匿名で行えますので、あなたが困っている時だけではなく、配信中に困っているライバーを見つけた時や、リスナー同士のもめごとを見つけた時にも使えます。
17LIVE運営側が調査して何らかの手段を取ってくれますが、あくまでもライブ配信サービスの中での対応となります。
17LIVE通報の手順
- 通報したいリスナーのプロフィールページを開く
- プロフィール右上の「・・・」アイコンを押す
- 「ユーザーを通報」を選択
事務所ライバーなら事務所にも連絡
もしあなたが事務所に所属しているならば、ライブ配信サービスの中で起こっていること以外についても対処してくれると思いますので、すぐ連絡するようにしましょう。
万一、そのライバーがあなたの個人情報を入手していたりすると、さらに大きな問題が起こる可能性があります。
まとめ
今回は、17LIVEでのリスナーとのトラブルに対する対処法について解説しました。
まずは、17LIVEには色々なタイプのリスナーがいる事を紹介しました。
- 一緒に成長していくリスナー
- ライバーに恋しちゃうリスナー
- ライナーを成長させたいリスナー
- 気まぐれなリスナー
- 静かなリスナー
- 最初からの問題のあるリスナー
次に、17LIVEのライバーとして注意すべき点を説明しました。
- 過剰なサービス
- SNSの利用
- 個人情報の流出
最後に17LIVEでリスナーとのトラブルに対する対処法を紹介しました。
- ライブ配信サービスでブロック機能を使用
- SNSでもブロック機能を使用
- ライブ配信サービスの運営に通報
- 事務所ライバーなら事務所にも連絡
愛をもってあなたお応援してくれるリスナーが、圧倒的に多いとは思いますが、万一トラブルが発生した場合には参考にして下さい。