17LIVEでは、複数人で同時に演奏配信ができることをご存知でしょうか?
同じ場所に居ないライバー同士でもセッションができ、複数人の音楽演奏を配信することができます。
この配信の幅が広がる活動を「セッション配信」と言います。
【works】
ファンクラブ限定モチーフむぎゅっと詰め合わせ待受画面
専用アカウントへ固定しております✨今月は配信少なかったけどスタジオセッション配信が出来た事がなによりやりたかった事なので喜んで貰えてたら嬉しい♥️
いつもささえてくれてありがとう😘#ワンセブン #17Live
— meem🐒@12/18マギフェス🎙 (@meemhonoka) October 30, 2022
セッションは多くのライバーに接点をもたらし、それぞれのライバーのリスナーに新たな楽しみを提供できる、可能性が無限大な配信となっています。
今回は、音楽ライバーの可能性を広げる「セッション配信」について詳しく解説していきます。
音楽系ライバーを目指している方であれば、セッション配信を使いこなしてもっと17LIVEを楽しみ、ライブを盛り上げていきましょう!
セッション配信について
個人配信ではなく、複数人で音楽の演奏を行いながら配信をするのが「セッション配信」です。
セッション配信をするには2種類の方法があります。
まず1つ目は、同じ場所に複数人集まってセッションする様子を、1つのアカウントで配信する方法です。
(https://17.live/ja/profile/r/15801195)
この方法は一箇所に集まって演奏しているため、楽器の演奏音や歌の音声に音ズレが発生しないというメリットがあります。
また、演者同士はオフラインで集まっているため、セッションしているライバー間でのコミュニケーションも取りやすかったり、楽器や音声のボリューム調整などもしやすいです。
2つ目は、別の場所にいる演者たちがオンラインでセッションしてそれを配信するといった方法です。
(https://youtu.be/E5PLxm6hSG8)
ライバーが同じ場所にいなくても、複数ライバーの演奏配信を1つの配信に集約することで、楽曲をリスナーに届けることができます。
今から紹介する2つのツールを使えば音ズレ問題は軽減されます!
オンラインでセッション配信をする方法
同じ場所に集まらないオフラインで配信する場合は、以下の2つのツールを使いましょう。
・Group Call(グループコール)
この2つのツールについて、それぞれ詳しく解説していきます!
SYNCROOM(シンクルーム)
SYNCROOMとは、ヤマハ株式会社さんが提供している、離れた場所にいても、一緒にオフラインで音楽演奏ができるアプリケーションです。
これまで、オンラインで配信をする場合、配信者の配信環境がそれぞれ違うという理由から音ズレなどの難しさがありました。
しかし、このSYNCROOMを使うことで、音ズレが軽減され快適にセッション配信ができるようになりました。
SYNCROOMはPCにインストールし、アカウントを設定することで使用できます。
セッション配信をする予定のある方や、音楽系ライバーとして活動していきたい方は早めにインストールしておきましょう!
インストールしたのちアカウントを設定すればすぐに使用できるため、簡単に準備することができます。
Group Call(グループコール)
Group Call(グループコール)とは、17LIVEの無料のグループ通話機能のことです。
最大9名まで参加でき、画面を分割しながらコラボ配信ができます。
グループコールには様々な機能があるため、より詳しく知りたい方は別の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
これらが複数人で集まってオフライン配信を快適に行う2つの手段です。
SYNCROOMとグループコールを組み合わせて、よりクオリティの高い配信を届けましょう!
SYNCROOMとGroup Callを組み合わせよう
それでは、この2つのツールで配信する方法を詳しく解説していきます。
セッション配信に必要なのは2つの役割です。
・オーナー(ゲスト参加している人の音を集約し、配信上に流す役割で、オーナーも配信で演奏に参加できます。)
・ゲスト (オーナーが用意したSYNCROOM上の【ルーム】に入り、演奏を行います。)
配信までのおおまかな流れ
1)【全員】 PCと楽器を用意する
2)【全員】 PCにSYNCROOMをインストールする
3)【オーナー】 SYNCROOMで「ルーム」を作る
4)【ゲスト】「ルーム」に入る
5)【オーナー】 オーナーが代表して「ルーム」に音声を GroupCallに流す
6)【ゲスト】 GroupCallに入室して演奏する(音声はミュート)
引用:「How To セッション配信」マニュアル資料ー(https://jp.17.live/corp/wp-content/uploads/2022/09/e955f5d05083b0edb47596fae50eb028.pdf)
配信に必要な機材
配信に必要な機材は以下の通りです。
機材・ソフト | 対象 |
PC | 全員 |
オーディオインターフェース | 全員 |
インターフェース対応オーディオドライバ (PCソフト) | 全員 |
USBケーブル・LANケーブル | 全員 |
MC / 歌唱 /電子楽器以外 マイク | 使用する場合のみ |
演奏用楽器 | 使用する場合のみ |
SYNCROOM用のヘッドホン・イヤホン(Bluetoothイヤホン不可) | 全員 |
17LIVE Group Call 配信用端末 | 全員 |
SYNCROOMのアプリ | 全員 |
なお、オーナーはオーディオインターフェースがもう1つ必要なので注意してください。
推奨する通信環境
セッション配信を成功させるためには通信環境・回線の状況が重要となります。
いくらSYNCROOMやグループコールで音ズレが軽減されるとはいえ、通信環境次第では演奏にズレが生じることもあることから、以下環境設定が推奨されています。
〜インターネット速度設定〜
- -DOWNLOAD : 40 Mbps 以上
- – UPLOAD : 40 Mbps 以上
- – PING : 5 ms 以下
- – JITTER : 1.0 ms 以下
測定サイトがありますので、あらかじめ通信環境を把握しておきましょう。
引用:通信測定サイトー(https://speedtest.gate02.ne.jp/)
より配信設定をこだわりたい方へ
ここまではおおまかな配信設定や配信方法の概要を説明してきました。
SYNCROOMを使いより細かな設定をして、自分たちのセッション配信によりこだわりを持ちたい方は、公式の「How To セッション配信」のマニュアル資料をご覧ください。
「How To セッション配信」のマニュアル資料ー(https://jp.17.live/corp/wp-content/uploads/2022/09/e955f5d05083b0edb47596fae50eb028.pdf)
セッション配信するメリット
遠方のライバーと気軽にセッション配信できる
同じ場所に集まらなくてもいいので、移動にかかる時間や場所を借りる手間もかかりません。
遠方やなかなか接点のないジャンルの方ともセッション配信ができるので、気軽にいつもと違う雰囲気の配信を届けることも可能です。
いろんなライバーとの新しい出会いにもつながるため、自分のライバーとしての活動に新しい知見をもたらすことが見込めます。
クオリティの高いセッションでリスナーの滞在時間が増える
SYNCROOMやグループコールで設定したセッション配信は完成度の高い演奏配信を届けるための大きな手助けとなります。
そうして出来上がった複数人のセッション配信は質の高いものになり、盛り上がることでリスナーの滞在時間が長くなります。
また、リスナーの定着率の高さはファンになってもらえる確率も大幅に増えるため、オフラインの演奏会に来てもらったりしやすくなります。
配信の幅が広がる
様々なライバーとコラボできることから、曲や構成の幅が広がったり、トークが盛り上がったりと、ライバー同士の相乗効果が生まれます。
ライバー同士の活気も増え、ライバーたちの配信の幅がどんどん広がります。
新しいファン・ライバーと出会えるきっかけになる
さまざまなライバーが集まることで、つながりがつながりを呼び、普段出会わないファンと接するきっかけになります。
また、リスナー側からしても新しいジャンルとの出会いや新しい推しライバーの発掘にも繋がり、ライバーとリスナーはWin-Winの関係になれます。
初心者ライバーに優しい
演奏や配信に慣れていない初心者ライバーでも、複数人であれば緊張もほぐれて演奏しやすいです。
また、経験者ライバーと一緒に配信できることで配信の「イロハ」も知れますし、新規リスナーの獲得も期待できます。
まとめ
今回の記事では、セッション配信方法と配信メリットを徹底解説してきました!
同じ場所に集まって演奏配信をする場合はもちろん、遠方の方とでも、SYNCROOMとGroup Callを使ってセッション配信すると楽しさが倍増します!
なかなか集まれない仲間や、新しく出会ったライバーたちと、場所やジャンルにとらわれないでセッションが配信できます。
同じ場所にいないときも、しっかり準備を整えるととても素晴らしいセッション配信になります。
ライバーもそのリスナーも、ライバーが1人で配信していた時とは違った楽しさや盛り上がりが味わえるはずです。
普段とは異なったリスナーの反応が見られるといった楽しみも生まれますし、仲間同士や新しく知り合ったライバー同士で、いろいろなセッション配信を楽しんでください!
オンライン特有の音ズレを軽減し、ライバー同士でもリスナーとも楽しく配信しましょう!
ぜひ試してみて、17LIVEの可能性を広げてみてください!