コロナ禍で「自宅で稼げる」として話題になっている「ライブ配信サービス」。
現在、多くのライブ配信サービスが存在しますが、それらを始めるにあたって気になるのが「実際にどれぐらい稼げるのか?」ということですよね。
結論から申し上げると、どれぐらい稼げるかはアプリによって変わってきます。
それではどのアプリを選ぶべきなのか?という疑問も当然出てきます。
そこで今回の記事では
稼げるアプリの特徴は?どこを見ればいい?
具体的にどんなアプリがあるの?
といった疑問に答えていきます!
ライブ配信サービスで稼ぐ方法は?
そもそも、ライブ配信サービスではどのような仕組みで収益化が可能となっているのでしょうか?また、どれぐらい稼げるのかも気になると思います。
そこから紹介していきましょう。
ライバーの収入源は?
ライバーの収入源はいくつかありますが、一番大きいものは投げ銭と呼ばれるものでしょう。
投げ銭とはリスナーから貰うお金のことで、たいていのライブ配信アプリでは「アプリ内ギフト」を通じてやり取りされます。
ライバーは、貰った「ギフト」を現金やアマゾンギフトなどに換金することで自分の収入を得ることができます。
そのため、ライバーさんはより多くのリスナーを獲得することが重要になってくるのです。
リスナーが増えてくると、より多くの投げ銭を得られるだけでなく、アプリ側から特別ボーナスが出ることもあります。
人気ライバーになってくると、リスナーからの直接の投げ銭のほかに、イベントでの上位入賞報酬であったり、視聴者数が多いことによるポイント報酬、換金レートの上昇などから収入を増やすことも可能です。
アプリの種類によっては、時給制で収入を得ている方もいます。
またライバー事務所に所属している方の中には、リスナーさんからの投げ銭とは別で事務所から時給を貰っている場合もあります。
ライバーの平均年収は?
ライバーはその人気度や継続年数によってだいぶ収入が変わってきます。
そのため、全員をひとくくりにして「平均」とすることが出来ません。
しかし、各ライブ配信アプリには「ランキング」というものがあり、そこからライバーのレベルを図ることが出来ます。
今回は「トップライバー」「ミドルライバー」「初心者ライバー」と分けて、大体の収入を紹介していきます。
①トップライバー
大手配信アプリの中で安定してランキング上位を保っているライバーさんになると、平均年収は1000万円を超える人が多いです。
海外になると、年収1億を達成している方もおり、普通の仕事をするより稼げる場合もあります。
ここまでのトップライバーになると、ライバーのほかにも多くの仕事を貰えるようになり、活躍の場が増えていくようですね。
②ミドルライバー
ミドルライバーは、安定的ではないものの比較的ランキング上位を保っているライバーさんと言えるでしょう。
ライブ配信では毎日多くのイベントが開催されていますが、そうした個々のイベントで1位をとるようになってくると、ミドルライバーの一歩と言えるかもしれませんね。
ミドルライバーの平均年収は100万円から1000万円ぐらいでしょう。
どうしてもばらつきが出てくるので、「ライバーを専業とする」ほどではないかもしれませんが、副業としては十分な収入ですよね。
③初心者ライバー
コロナ禍で新人ライバーが急増化したこともあり、ライバーの多くはこの「初心者ライバー」にあたるでしょう。
初心者ライバーさんはまだ固定のファンが少ないこともあり、収入は限定的かつ不安定です。
平均年収は数万円ほどであり、高くても数十万ほどでしょう。
しかし、ライバーは続ければ続けるほどファンも収入も増えてくるものですので、長い目で続けていくことが大事です。
稼げるライブ配信サービスの特徴は?どこを見ればいい?
次に、ライブ配信サービスを始める前に着目すべき点についてお伝えします。
ユーザー数はどれぐらいか
ライブ配信サービスを始めるにあたって特に重要な点が、『ユーザー数を知ること』。
ライバーとして有名になったり稼いだりするためには、まずファンになってくれる人が必要です。
ライブ配信を始めても、聞いてくれる人がいなければ継続するのは難しいですよね。また、ファンになって投げ銭をしてくれる人がいないと稼ぐこともできません。
そのため、ファンとなってくれる可能性のある人がより多いライブ配信サービス=ユーザー数の多いサービスを選ぶことが重要になってきます。
「潜在顧客」の数が重要ということですね!
しかしユーザー数が多ければ多いほど良いというわけでもありません。
ユーザー数が多いということはその分ライバーの数も多いということ。
つまり、競合・ライバルの数が多いということも意味します。
そのため、ユーザー数だけで使用するアプリを決めるのは危険です。ユーザー数はアプリ選びのひとつの基準として考え、他の特徴も見ながら自分に合ったものを選びましょう。
収入の仕組み
収入の仕組みも先に知っておくべき重要事項です。
先ほど「ライブ配信の収入の仕組み」について解説しましたが、使用するアプリによってその仕組みは若干変わってきます。
例えば、「17LIVE」「BIGO LIVE」などは基本的に投げ銭の量で収入が決まります。
一方で「Pococha」などは投げ銭で収入が決まるわけではありません。Pocochaでは「ライブ配信時間」「リスナー数」「投げ銭の数」など、複合的な要素から「盛り上がり度」を算出し、そこから収入が決まるシステムになっています。
つまり、投げ銭はあくまでも「ライバーの人気度」「配信の盛り上がり度」を判断するひとつの基準となるだけなんです。
そのため、もともとファンになってくれる人の多い人は『17LIVE』『BIGO LIVE』など投げ銭を基本としたアプリがおすすめですが、
ライブ配信初心者や継続力に自信のある人は「配信時間」が収入に影響する『Pococha』の方が向いているかもしれません。
自分の性格・適性と照らし合わせてアプリを選んだ方がいいかもしれないですね!
アプリ内イベントの数や種類
多くのライブ配信アプリでは定期的にイベントが行われています。
アプリや時期によって開催される内容は変わってきますが、イベントはライバーにとって非常に重要なものです。
イベントとなると、ファンは「自分の推しを勝たせてあげたい」と思い、いつもよりコメントや投げ銭の数を増やしてくれたりします。また、イベントに参加することで、より多くの人の目に触れることができるため、ファンを増やす機会にもなるんです。
イベントによっては好成績を残した人に特典(広告出演権など)があるものもあり、参加することによる効果は非常に大きくなっています。
実際、イベントを通して知名度をあげ、ミリオンライバー(月に100万稼ぐライバー)になった人も少なくありません。
これらの効果を考えると、ライバーにとってイベントがいかに重要なものかわかりますよね。
そのため、「イベントはどの頻度で行われているか」「どんな内容か」「自分は参加できるか」といったことをチェックするのは非常に重要。
また、ハッシュタグで検索すると参加ライバーも出てくるので、イベントの雰囲気を掴むのに役立ちますよ!
実際に稼げるライブ配信サービスは?
それでは、ここからは具体的なサービスの紹介をしていきます。
特に稼ぎやすいものを中心にいくつかピックアップしたので、これから始めたいと考えている方は必見です!
BIGO LIVE(ビゴライブ)
世界中にユーザーを抱えるライブ配信サービスです。
海外にもライバー・リスナーがいるので、アプリを開けば「24時間いつでも誰かが配信をしている」というのが売り。
全体のユーザーは多いのですが、日本人ライバーはまだまだ少ないです。
また、初心者でも活躍できるイベントなども多数あるため、これからライバーを始める、という方にとっては穴場のライブ配信サービスです。
ふわっち
ふわっちは「特に稼げる」と話題のアプリです。
ユーザーの年齢層が高いことが特徴で、気軽にお金を払う余裕のある人が比較的多いため、稼ぎやすいのでしょう。
Pococha(ポコチャ)
Pococha(ポコチャ)は、球団も持っている有名なIT会社『DeNA株式会社』が運営するライブ配信サービスです。運営会社が有名で大手なため、安全性はピカイチです。
Pococha(ポコチャ)は先ほども申し上げた通り、収益化の仕組みがすこし特殊です。
ファンの投げた投げ銭や配信時間をもとに、運営が独自の計算方法で「ダイヤ」の獲得数を算出し、ライバーに提供します。
その「ダイヤ」をもとに収益が決まるようになっています。
他の多くのアプリでは「投げ銭」が直接収益に繋がることが多いですが、Pococha(ポコチャ)における投げ銭は、ライバーの人気度や注目度を示す基準としてみなされているということですね。
SHOWROOM(ショールーム)
日本でライブ配信サービスが有名になったきっかけとも言えるアプリ、『SHOWROOM』。
人気アイドルの乃木坂46のメンバーなども利用していることで有名ですね。
他のアプリと比べて「お金を稼ぎたい」というよりも「夢を叶えたい」というライバーさんが多く集まる傾向にあるため、リスナーさんもより「応援したい」という気持ちが強くなります。
還元率はそこまで高いわけでは無いですが、「応援したい!」という強い気持ちを持つアクティブユーザーが多い印象ですね。
17LIVE(イチナナライブ)
日本でもっとも有名なアプリが『17LIVE』ではないでしょうか?
台湾発のアプリではありますが、日本でも幅広く使用されており、運営も日本語対応が可能なので安心して使えるアプリです。
とにかくユーザー数が多いのが特徴で、努力して多くのファンを獲得できれば月に100万円を稼ぐのも夢ではありません。
実際に、17LIVE内には「ミリオンライバー」と呼ばれる人も多く、ライバーの憧れの的になっています。
しかし、還元率はそこまで高いわけでは無く、ユーザーが多い故に競争率も高くなっているため、人気を獲得するまでは多くの時間を要すると思われます。
長い目でみると非常に利益率の高いアプリではありますが、初心者にとってはモチベーションを維持するのが大変かもしれませんね。
ツイキャス
日本で長い歴史を持つアプリは、17LIVEのほかにもあります。
それが「ツイキャス」。
よく、Twitterの系列と思われていますが、まったく別のサービスです。
しかしTwitterのアカウントを持っていればそこから簡単に連携することが出来ますので、まったく関係が無いとも言えないですね。
ツイキャスでは、「お茶爆」と呼ばれる有料のアイテムを投げることが、ライバーの収益に繋がるシステムになっています。
ほかにも、「メンバーシップ」という月額会員制のサービス(サブスク)があり、そこから定期的な収益を受け取ることも可能です。
また、イベントのチケットや楽曲やイラストといった自作のデジタルコンテンツをアプリ内で販売することも出来るようになっています。
アプリ内で投げ銭・ファンクラブ・販売といったところまで幅広く対応している数少ないアプリと言えるでしょう。
稼げるライブ配信サービスの特徴 まとめ
いかがでしたでしょうか?
- ライブ配信アプリでは投げ銭を始めとし、様々な収益化の仕組みがある!
- アプリを選ぶ際にはユーザー数の数・収益化の仕組み・イベントの数や種類をチェックするとよい!
- アプリによって還元率も違うので要チェック!
- アプリそれぞれの特徴と自分の性格・適性を照らし合わせて検討するべし!
以上がこの記事のまとめになります。
皆さんがより自分に合ったライブ配信サービスを選べるように、応援しています!
アプリに選びに悩んだ時には、ライバー事務所に相談するのもひとつの手です。
こちらの記事ではおすすめのライバー事務所について徹底解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね♪