みなさん、こんにちは!
誰でも簡単にアバターを作成してライブ配信ができるアプリ、REALITY(リアリティ)。
そんなREALITYで作成したアバターの画像は、他の所で使用してもいいのでしょうか?
REALITYでは魅力的なアバターを作れるので、YouTubeなど他の場所でも公開したいと思う方もいるかもしれません。
そこで今回は、REALITYの二次利用について解説していきます!
REALITY、あらためて二次利用規約読み直して許可範囲が広くて安心。
— カーム (@deepcalm2) August 3, 2021
REALITYの利用規約に二次利用に関する記載があるので、しっかり確認していきましょう。
また、REALITYのアバターを二次利用する際の注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
・REALITY(リアリティ)とは?
・REALITY(リアリティ)の二次利用ガイドライン
・REALITY(リアリティ)とOBSを連携させる方法
・REALITY(リアリティ)の二次利用に関する注意点
REALITY(リアリティ)とは?
まず、REALITYというアプリの概要をご紹介します。
REALITYのテーマは、「誰でもスマホ1台で好きな姿に変身!」。自分で自由にカスタムしたアバターを使ってライブ配信を楽しむことができるアプリです。
コラボ配信の機能もあり、視聴者や他の配信者と気軽にコミュニケーションをとることもできます。
ライブ配信は、24時間いつでもどこでも楽しめるのが魅力です。REALITY上でも、個性豊かなライバーたちが絶えず配信を行っています。
REALITYでの配信は、アバターを使うので顔出しせずに配信できるというのが大きな特徴です。
アバターの作成も難しくなく、スマホさえあれば誰でも簡単にできます。スマホのインカメを通してあなたの顔を感知し、アバターの表情や顔の角度までリアルに再現されます。
アバターをカスタムできるアイテムは、最初から使えるものもありますが、定期的に新しいアイテムも追加されていきます。
一度作成したら終わりではなく、新しいアイテムが更新されていくので、常に新しい気持ちで配信することができるんです。
ちなみにREALITYは、グリー株式会社の子会社であるREALITY株式会社によって制作されています。
REALITYで配信を行うユーザー数は、2020年と比較して6倍に急増しています。
現在では、62の国と地域にユーザーがいるので、世界を舞台に活躍したい人にもぴったりです。
世界で通用するライバーを目指すために、REALITYで活動している人がたくさんいますよ!
アバターを使って配信する「Vライバー」について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
Vライバーって何?Vtuberとの違いやおすすめアプリ8選を紹介
REALITY(リアリティ)の二次利用ガイドライン
では、REALITYで作成したアバターを、他のプラットフォームで使用することは許可されているのでしょうか?
これについては、REALITYの二次利用ガイドラインに記載されています。
REALITYで作成したアバターの二次利用は、許可されている場合と許可されていない場合があります。
REALITY二次利用OKの場合
- REALITYの自アバターの画像をTwitter等SNSのプロフィール画像として利用すること
- REALITYアプリで録画した自分の配信動画をYouTube等の外部サービスで公開すること
- REALITYアプリの自分の画面をPC等にミラーリングし、クロマキー合成等加工した上でYouTube等の外部サービスで公開すること
- 上記の動画配信等を通じて広告や投げ銭等の収益を得ること
- REALITYのアバターをモチーフにしたイラストやグッズの制作、無償での公開
- REALITYのアバターをモチーフにしたイラストやグッズを制作、有料で販売
REALITYで作成したアバターをYouTubeなどのプラットフォームで公開することは、許可されています!
REALITYの場合は、二次利用の許容範囲が広い印象があります。
YouTubeでの公開も許可していて、そこから収益を得ることも可能です。また、モチーフにしたものであればグッズを作成して販売することも許可されています。
ここまでアバターの活用の幅が広いのは、REALITYの魅力ですね!
これには、REALITYの理念が関わっています。
REALITYは、あらゆる人が人種・性別・外見といった肉体の制約から解放され、「なりたい自分で、生きていく」ことができるように生まれたサービスです。
ここではアバターという新しい自分を通じて、より自由な生き方・より豊かなコミュニケーションを楽しむことができ、REALITYというコミュニティの一員になることで新たな人間関係を築いていくことができます。
私たちは、REALITYのアバターを手に入れたユーザーがREALITYというアプリの中だけにとどまることなく、他のSNSや物理現実世界でもなりたい自分で生きていくことを応援したいと考えています。
REALITYは、「見た目」から解放されて自由に自己表現できる場所です。そのために、分身であるアバターも、REALITY内に限らず様々な場所での利用を許可してくれているということですね。
また、以下のような場合は、個別の許諾が必要になります。
- 個人・同人活動の範囲を超える商業目的での利用
- 似せて作った3Dモデルの販売など、REALITYのビジネスと直接的に競合するもの
REALITY二次利用NGの場合
以下の場合は、二次利用が許可されていないので注意しましょう。
- アバター・ギフトの3Dモデルデータを直接抜き出すこと
- アバター・ギフトのキャプチャ画像や動画をグッズ化するなどして有料で販売すること
- REALITY以外の第三者が権利を持つコラボレーションアバター・ギフトなどをREALITY外で利用すること
- その他利用規約で禁止されている事項
グッズの販売に関しては、「アバターをモチーフにしたイラスト」なら許可されていますが、アバターの画像をそのままグッズにするのは許可されていません。注意しましょう。
こちらのガイドラインは、2021年4月28日に更新されたものです。ガイドラインは改定されることもあるので、最新のものを確認しましょう。
REALITY(リアリティ)とOBSを連携させる方法
では、REALITYと「OBS」を連携させる方法についても説明します。
手順は以下の通り。
- 「REALITY」をPC画面で表示
- 「REALITY」を「OBS」にキャプチャ
それぞれの手順を詳しく説明します。
①「REALITY」をPC画面に表示
アプリは「ApowerMirror」(有料)がオススメです。PCとスマホのそれぞれにアプリをインストールしましょう。
各々でアプリを開き、スマホの画面をPC画面にミラーリングしましょう。
まずは無料アプリで試したいのであれば、「LetsView」といアプリもオススメです。
②「REALITY」を「OBS」にキャプチャ
ミラーリングができたら、「OBS」に「REALITY」を取り込みます。「OBS」でウィンドウキャプチャを「ソース」に追加して、ステップ①のスマホ画面を選びましょう。
「フィルタ」を追加したのち、「クロマキー」を選ぶと、背景部分を抜いてくれてクロマキー合成ができます。
OBSを使ったライブ配信について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
17LIVEでストリーマーになりたい方必見!『OBS配信』って?
REALITY(リアリティ)の二次利用に関する注意点
最後に、REALITYで作成したアバターを二次利用する際の注意点について解説します。
二次利用する前に確認しておきましょう!
所属ライバーは商用化に許可が必要
先ほど、REALITYで作成したアバターをYouTubeで公開したり、それを通して収益を得ることも可能だとお伝えしました。
ですが、REALITY所属のライバーに関しては、REALITY運営の許可が必要になります。
REALITY所属のライバーに関しては、以下のガイドラインが制定されていますので必ず確認しましょう。
REALITYプロダクション所属VTuber「二次創作ガイドライン」
ゲーム配信は著作権に注意
REALITYではゲーム配信をすることができまずが、アバターを使ってゲーム配信する方も多いと思います。
この場合、ゲーム側の著作権にも注意が必要になります。アバターの二次利用の際には、ゲームの著作権にも気をつけましょう。
REALITY(リアリティ)のアバターは二次利用可能!
今回は、REALITYで作成したアバターの二次利用について、以下のことを解説してきました。
- REALITY(リアリティ)とは?
- REALITY(リアリティ)の二次利用ガイドライン
- REALITY(リアリティ)とOBSを連携させる方法
- REALITY(リアリティ)の二次利用に関する注意点
REALITYは二次利用が許可されており、アバターを使ってYouTubeで配信することやグッズを作成・販売することができます。
ただし、グッズは「アバターをモチーフにしたイラスト」のみで、アバターそのものの画像を利用することはできません。注意しましょう。
このように二次利用が許可されているのは、REALITYの素晴らしい理念が関係しています。
アバターを通して見た目に囚われず自分を表現し、その活動を様々な場所に広げられるよう、REALITYは応援してくれているんです。
ぜひこのチャンスを生かして、アバターを活用しましょう!
アバターを使って配信する「Vライバー」として活動するなら、「ライバー事務所」に所属して万全のサポートを受けることをおすすめします。事務所については、こちらの記事が参考になります!